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From: S. K. <ch...@ll...> - 2014-05-10 18:29:42
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北川です。 Kouhei Sutou <ko...@co...> wrote: (2014/05/10 22:16) >>>Windows環境がないのでデバッグできないんですけど、 >>> >>>https://git.gnome.org/browse/gtk+/tree/gtk/gtkwin32theme.c#n117 >>> >>> is_app_themed = (IsAppThemedFunc) GetProcAddress (uxtheme_dll, "IsAppThemed"); >>> >>>か >>> >>>https://git.gnome.org/browse/gtk+/tree/gtk/gtkwin32theme.c#n120 >>> >>> is_theme_active = (IsThemeActiveFunc) GetProcAddress (uxtheme_dll, "IsThemeActive"); >>> >>>がFALSEになっているのが悪い気がするんですよねぇ。 >> >> この2つのWin32APIをWindowsのRubyでテーマ別に実行しただけの結果って >> 意味無いですか? とりあえずこれならすぐに出せるのですが。 > >あ、すぐに出せるならおねがいします! 了解です。こんな感じになります。 # 使ったコード require 'fiddle/import' #require 'gtk3' #require 'gtk2' module IsAppThemed extend Fiddle::Importer dlload 'uxtheme.dll' extern 'int IsAppThemed()' end p IsAppThemed.IsAppThemed module IsThemeActive extend Fiddle::Importer dlload 'uxtheme.dll' extern 'int IsThemeActive()' end p IsThemeActive.IsThemeActive #---------ここまで このコードを、2種類のWindowsテーマごとにgtk2、gtk3どちらかをrequire した場合とどちらもrequireしない場合に分けて実行してみました。 ちなみにWindows7のGUIにはAeroという機能があり、これをオンにしたタイプ のテーマもあるのですが、このAero系テーマでは下の結果にある「Windows7 ベーシック」と同じ結果になるようです。 (この前のメールではちょっと間違ったことを書いてしまったのですが、 Windows7 のデフォルトのテーマはAero系テーマだったと思います) [[ 実行結果 ]] 「Windows7 ベーシック」の時に、 require 'gtk3'した場合。 IsAppThemed #-> true (1) IsThemeActive #-> true (1) require 'gtk2'した場合。 IsAppThemed #-> true (1) IsThemeActive #-> true (1) どちらもrequire しなかった場合。 IsAppThemed #-> false (0) IsThemeActive #-> true (1) Windows クラシック(9x風)の時に、 require 'gtk3'した場合。 IsAppThemed #-> false (0) IsThemeActive #-> false (0) require 'gtk2'した場合。 IsAppThemed #-> false (0) IsThemeActive #-> false (0) どちらもrequire しなかった場合。 IsAppThemed #-> false (0) IsThemeActive #-> false (0) 以上です。 |
From: Kouhei S. <ko...@co...> - 2014-05-10 13:16:12
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須藤です。 In <201...@ll...> "Re: [ruby-gnome2-devel-ja] WindowsでGTK+ 3を使ったときのテーマ" on Sat, 10 May 2014 21:07:30 +0900, "S. Kitagawa" <ch...@ll...> wrote: >>Windows環境がないのでデバッグできないんですけど、 >> >>https://git.gnome.org/browse/gtk+/tree/gtk/gtkwin32theme.c#n117 >> >> is_app_themed = (IsAppThemedFunc) GetProcAddress (uxtheme_dll, "IsAppThemed"); >> >>か >> >>https://git.gnome.org/browse/gtk+/tree/gtk/gtkwin32theme.c#n120 >> >> is_theme_active = (IsThemeActiveFunc) GetProcAddress (uxtheme_dll, "IsThemeActive"); >> >>がFALSEになっているのが悪い気がするんですよねぇ。 > > この2つのWin32APIをWindowsのRubyでテーマ別に実行しただけの結果って > 意味無いですか? とりあえずこれならすぐに出せるのですが。 あ、すぐに出せるならおねがいします! |
From: S. K. <ch...@ll...> - 2014-05-10 12:07:27
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北川です。 Kouhei Sutou <ko...@co...> wrote: (2014/05/08 22:04) >Windows環境がないのでデバッグできないんですけど、 > >https://git.gnome.org/browse/gtk+/tree/gtk/gtkwin32theme.c#n117 > > is_app_themed = (IsAppThemedFunc) GetProcAddress (uxtheme_dll, "IsAppThemed"); > >か > >https://git.gnome.org/browse/gtk+/tree/gtk/gtkwin32theme.c#n120 > > is_theme_active = (IsThemeActiveFunc) GetProcAddress (uxtheme_dll, "IsThemeActive"); > >がFALSEになっているのが悪い気がするんですよねぇ。 この2つのWin32APIをWindowsのRubyでテーマ別に実行しただけの結果って 意味無いですか? とりあえずこれならすぐに出せるのですが。 |
From: Kouhei S. <ko...@co...> - 2014-05-08 13:04:34
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須藤です。 In <201...@ll...> "Re: [ruby-gnome2-devel-ja] WindowsでGTK+ 3を使ったときのテーマ" on Thu, 8 May 2014 18:00:55 +0900, "S. Kitagawa" <ch...@ll...> wrote: >>https://github.com/ruby-gnome2/ruby-gnome2/issues/235 >> >>で、WindowsでGTK+ 3を使うとテーマが当たらないんだけど、という >>話があります。それに関してWindowsで試して欲しいことがありま >>す。 >> >> #{gdk3_gem_root}/vendor/local/etc/gtk-3.0/settings.ini >> >>というファイルを作って、その内容を >> >> [Settings] >> gtk-theme-name = gtk-win32 >> >>にして、GTK+のデモアプリを立ちあげて、Windowsっぽいテーマが >>当たるかどうか確認してもらえないですか? > > Windows7で確認してみたところ、iniファイルなしでは確かにウィンドウ内の > 部品が、他のWindowsアプリと違うLinuxでよくある感じの見栄えになってし > まいますね。 > > 一方iniファイルを置いた場合では、他のWindowsアプリと統一された感じの > 見栄えになっています。 おぉ、ちゃんと効くんですね! 確認ありがとうございます! > ただWindows側の設定でデフォルト以外のテーマ(例えばWindows9x風テーマ。 > 自分は普段これを使ってます)が選択されていると表示がおかしくなります。 > ちょうどテーマが当たるところがなぜかピンク一色で塗りつぶされています(笑) > > 個人的な印象ですが、これはちょっと使い物にならないですね。Windows7で > Windows9x風テーマを使っている人も珍しいとは思いますが。 > > ちなみにGTK+2のデモアプリで確認したところ、デフォルトでテーマが有効になっ > ている感じで、しかもWindows9x風テーマを選択していても大丈夫なようです。 とすると、テーマのところにも問題があるみたいですねぇ。 https://wiki.gnome.org/Projects/GTK%2B/Roadmap を見ると、次 のリリースである3.14に「Improve Windows theme」とあるので、 次でよくなるんじゃないかと期待しています。 今回の問題はそもそもテーマがちゃんと選ばれないことなので、こ れはこれで対応しておいたほうがいいと思いました。なので、次の リリースにはiniを入れておこうと思います。 Windows環境がないのでデバッグできないんですけど、 https://git.gnome.org/browse/gtk+/tree/gtk/gtkwin32theme.c#n117 is_app_themed = (IsAppThemedFunc) GetProcAddress (uxtheme_dll, "IsAppThemed"); か https://git.gnome.org/browse/gtk+/tree/gtk/gtkwin32theme.c#n120 is_theme_active = (IsThemeActiveFunc) GetProcAddress (uxtheme_dll, "IsThemeActive"); がFALSEになっているのが悪い気がするんですよねぇ。 お、ソースを見ていて気づいたんですけど、 https://git.gnome.org/browse/gtk+/tree/gtk/gtkwin32theme.c#n408 gdk_rgba_parse (color, "pink"); Windowsじゃないときはfallbackの色としてピンクを使うようなコー ドがありますね。 Windows9x風テーマのときにピンクになるのはこれが関係あるのか も?あ、こっちにもピンクがありますね。 https://git.gnome.org/browse/gtk+/tree/gtk/gtkwin32theme.c#n302 gdk_rgba_parse (&color, "pink"); Windowsでデバッグできれば意外と簡単に直せるかもしれませんね。 直してGTK+本体に取り込んでもらえれば素敵な未来が。。。 |
From: S. K. <ch...@ll...> - 2014-05-08 09:00:55
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北川です。 Kouhei Sutou <ko...@co...> wrote: (2014/05/07 22:45) >https://github.com/ruby-gnome2/ruby-gnome2/issues/235 > >で、WindowsでGTK+ 3を使うとテーマが当たらないんだけど、という >話があります。それに関してWindowsで試して欲しいことがありま >す。 > > #{gdk3_gem_root}/vendor/local/etc/gtk-3.0/settings.ini > >というファイルを作って、その内容を > > [Settings] > gtk-theme-name = gtk-win32 > >にして、GTK+のデモアプリを立ちあげて、Windowsっぽいテーマが >当たるかどうか確認してもらえないですか? Windows7で確認してみたところ、iniファイルなしでは確かにウィンドウ内の 部品が、他のWindowsアプリと違うLinuxでよくある感じの見栄えになってし まいますね。 一方iniファイルを置いた場合では、他のWindowsアプリと統一された感じの 見栄えになっています。 ただWindows側の設定でデフォルト以外のテーマ(例えばWindows9x風テーマ。 自分は普段これを使ってます)が選択されていると表示がおかしくなります。 ちょうどテーマが当たるところがなぜかピンク一色で塗りつぶされています(笑) 個人的な印象ですが、これはちょっと使い物にならないですね。Windows7で Windows9x風テーマを使っている人も珍しいとは思いますが。 ちなみにGTK+2のデモアプリで確認したところ、デフォルトでテーマが有効になっ ている感じで、しかもWindows9x風テーマを選択していても大丈夫なようです。 |
From: Kouhei S. <ko...@co...> - 2014-05-07 13:45:53
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須藤です。 https://github.com/ruby-gnome2/ruby-gnome2/issues/235 で、WindowsでGTK+ 3を使うとテーマが当たらないんだけど、という 話があります。それに関してWindowsで試して欲しいことがありま す。 #{gdk3_gem_root}/vendor/local/etc/gtk-3.0/settings.ini というファイルを作って、その内容を [Settings] gtk-theme-name = gtk-win32 にして、GTK+のデモアプリを立ちあげて、Windowsっぽいテーマが 当たるかどうか確認してもらえないですか? 詳細です。 ↑のissueによると、↓というコードを入れるとテーマが当たるっぽいんで すよ。 require "gtk3" Gtk::Settings.default.gtk_theme_name = "gtk-win32" なので、Windows上でデフォルトのテーマ名の設定がうまくいって いないんじゃないかと思います。 問題がそれだけならsetteings.iniを作ってそこにデフォルトのテー マを設定すればいけると思うんですね。↓みたいに。 [Settings] gtk-theme-name = gtk-win32 ということで、Windows上で試してみて欲しいのです。もし、これ でうまくいくならデフォルトでsettings.iniを打ち込もうと思いま す。 |
From: Kouhei S. <ko...@co...> - 2014-05-06 15:12:57
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須藤です。 In <201...@ll...> "Re: [ruby-gnome2-devel-ja] 公式WikiのAPIリファレンスのRuby/GtkSourceViewの項目について" on Tue, 6 May 2014 22:25:39 +0900, "S. Kitagawa" <ch...@ll...> wrote: >>> 公式WikiのAPIリファレンスのRuby/GtkSourceView関連の項目についてなのですが、 >>> 今のRuby/GtkSourceViewは2と3の2種類があり、それぞれを構成するクラス群は >>> 名前空間(モジュール名?)がGtk::〜およびGtkSource::〜と異なっているようなの >>> で、既存のGtkSourceViewの項目はそのままGtkSourceView2用に使えると思うので >>> すが、そういう前提で編集してしまって構わないでしょうか? >> >>はい、なんの問題もありません! > > 了解しましたー。 > > #こういうMLって一言だけの返事やお礼の返信って一瞬躊躇してしまうんだけど > #なんでだろう あ、そうです? 私は、受け取る側としては、伝わったことがわかるのでうれしいで すよ。 あいかわらずドキュメント周りは手薄なので作業してもらえて助か ります! |
From: S. K. <ch...@ll...> - 2014-05-06 13:25:40
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北川です。 Kouhei Sutou <ko...@co...> wrote: (2014/05/04 18:48) >> 公式WikiのAPIリファレンスのRuby/GtkSourceView関連の項目についてなのですが、 >> 今のRuby/GtkSourceViewは2と3の2種類があり、それぞれを構成するクラス群は >> 名前空間(モジュール名?)がGtk::〜およびGtkSource::〜と異なっているようなの >> で、既存のGtkSourceViewの項目はそのままGtkSourceView2用に使えると思うので >> すが、そういう前提で編集してしまって構わないでしょうか? > >はい、なんの問題もありません! 了解しましたー。 #こういうMLって一言だけの返事やお礼の返信って一瞬躊躇してしまうんだけど #なんでだろう |
From: Kouhei S. <ko...@co...> - 2014-05-04 09:48:09
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須藤です。 In <201...@ll...> "[ruby-gnome2-devel-ja] 公式WikiのAPIリファレンスのRuby/GtkSourceViewの項目について" on Sat, 3 May 2014 22:29:22 +0900, "S. Kitagawa" <ch...@ll...> wrote: > 公式WikiのAPIリファレンスのRuby/GtkSourceView関連の項目についてなのですが、 > 今のRuby/GtkSourceViewは2と3の2種類があり、それぞれを構成するクラス群は > 名前空間(モジュール名?)がGtk::〜およびGtkSource::〜と異なっているようなの > で、既存のGtkSourceViewの項目はそのままGtkSourceView2用に使えると思うので > すが、そういう前提で編集してしまって構わないでしょうか? はい、なんの問題もありません! > ちなみに事後報告ですみませんが、先日APIリファレンスのGtk::SourceViewのペー > ジを、内容的にはGtkSourceView2用の物として更新させてもらいました。問題が > あるようであれば、翻訳前の状態に戻しますので言ってください。 問題ありません!ありがとうございます!助かります! |
From: S. K. <ch...@ll...> - 2014-05-03 14:07:11
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こんにちは北川です。 公式WikiのAPIリファレンスのRuby/GtkSourceView関連の項目についてなのですが、 今のRuby/GtkSourceViewは2と3の2種類があり、それぞれを構成するクラス群は 名前空間(モジュール名?)がGtk::〜およびGtkSource::〜と異なっているようなの で、既存のGtkSourceViewの項目はそのままGtkSourceView2用に使えると思うので すが、そういう前提で編集してしまって構わないでしょうか? ちなみに事後報告ですみませんが、先日APIリファレンスのGtk::SourceViewのペー ジを、内容的にはGtkSourceView2用の物として更新させてもらいました。問題が あるようであれば、翻訳前の状態に戻しますので言ってください。 よろしくお願いします。 |
From: Kouhei S. <ko...@co...> - 2014-04-29 05:15:26
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須藤です。 In <535...@gm...> "Re: [ruby-gnome2-devel-ja] gobject-introspectionに関わるHomebrewへのプルリク作業について" on Tue, 29 Apr 2014 11:08:15 +0900, hiroshi hatake <cos...@gm...> wrote: >> これができるようになったら、あとはX11なしで動くようにするこ >> とぐらいじゃないですか!? >> > > すいません、書き忘れていました。--without-xオプションを受け取るFormulaで > それを渡してバックエンドをquartzにしてあるものでのテストの動作確認でした。 > cogl,clutter,gst-plugins-base > は少なくともこれを指定してやらないと > Marvericksでは初期化時の内部エラーで動かなかったです。 おぉ、すでにやっていたんですね。 さすがです! |
From: hiroshi h. <cos...@gm...> - 2014-04-29 02:08:26
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畑ケです。 >> gobject-introspectionベースのgemを作るにあたって、 >> OSXのパッケージマネージャのHomebrewのFormulaに >> --enable-introspection=yesが有効になっていないものが散見されました。 >> >> そこで、僕のGithubを見れば分かるかも知れませんがHomebrew >> --enable-introspection=yesとなるようなプルリクと、 >> * vte3 (0.30系向け)Formula >> * clutter-gtk >> 辺りのFormulaのプルリクを行っています。 > おぉ、すばらしいです! > >> このテストリポジトリ https://github.com/cosmo0920/homebrew-missing_gi で >> clutter-gstreamerのFormulaも--enable-introspection=yesとして有るものを書 >> いていて、 >> これらのFormulaを使うとclutter,clutter-gtk,clutter-gstreamer gem >> のテストが通ることを確認しています。 >> >> すこしHomebrew側へのフィードバックには時間が掛かるかも知れませんが、 >> clutter-gstreamerのFormulaのHomebrew側へのマージまでやってみようと思います。 >> >> これがうまく行けばOSXでもgobject-introspectionベースのgemが利用できるよ >> うになると思います! > それはいいですね。 > アプリケーションの中にビデオを埋め込むことができるようになり > ますし。 > > これができるようになったら、あとはX11なしで動くようにするこ > とぐらいじゃないですか!? > すいません、書き忘れていました。--without-xオプションを受け取るFormulaで それを渡してバックエンドをquartzにしてあるものでのテストの動作確認でした。 cogl,clutter,gst-plugins-base は少なくともこれを指定してやらないと Marvericksでは初期化時の内部エラーで動かなかったです。 |
From: Kouhei S. <ko...@co...> - 2014-04-29 01:14:33
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須藤です。 In <535...@gm...> "[ruby-gnome2-devel-ja] gobject-introspectionに関わるHomebrewへのプルリク作業について" on Mon, 28 Apr 2014 23:30:08 +0900, hiroshi hatake <cos...@gm...> wrote: > gobject-introspectionベースのgemを作るにあたって、 > OSXのパッケージマネージャのHomebrewのFormulaに > --enable-introspection=yesが有効になっていないものが散見されました。 > > そこで、僕のGithubを見れば分かるかも知れませんがHomebrew > --enable-introspection=yesとなるようなプルリクと、 > * vte3 (0.30系向け)Formula > * clutter-gtk > 辺りのFormulaのプルリクを行っています。 おぉ、すばらしいです! > このテストリポジトリ https://github.com/cosmo0920/homebrew-missing_gi で > clutter-gstreamerのFormulaも--enable-introspection=yesとして有るものを書 > いていて、 > これらのFormulaを使うとclutter,clutter-gtk,clutter-gstreamer gem > のテストが通ることを確認しています。 > > すこしHomebrew側へのフィードバックには時間が掛かるかも知れませんが、 > clutter-gstreamerのFormulaのHomebrew側へのマージまでやってみようと思います。 > > これがうまく行けばOSXでもgobject-introspectionベースのgemが利用できるよ > うになると思います! それはいいですね。 アプリケーションの中にビデオを埋め込むことができるようになり ますし。 これができるようになったら、あとはX11なしで動くようにするこ とぐらいじゃないですか!? |
From: hiroshi h. <cos...@gm...> - 2014-04-28 14:30:18
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畑ケです。 gobject-introspectionベースのgemを作るにあたって、 OSXのパッケージマネージャのHomebrewのFormulaに --enable-introspection=yesが有効になっていないものが散見されました。 そこで、僕のGithubを見れば分かるかも知れませんがHomebrew --enable-introspection=yesとなるようなプルリクと、 * vte3 (0.30系向け)Formula * clutter-gtk 辺りのFormulaのプルリクを行っています。 このテストリポジトリ https://github.com/cosmo0920/homebrew-missing_gi で clutter-gstreamerのFormulaも--enable-introspection=yesとして有るものを書 いていて、 これらのFormulaを使うとclutter,clutter-gtk,clutter-gstreamer gem のテストが通ることを確認しています。 すこしHomebrew側へのフィードバックには時間が掛かるかも知れませんが、 clutter-gstreamerのFormulaのHomebrew側へのマージまでやってみようと思います。 これがうまく行けばOSXでもgobject-introspectionベースのgemが利用できるよ うになると思います! |
From: Kouhei S. <ko...@co...> - 2014-03-09 09:47:51
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須藤です。 Ruby-GNOME2プロジェクトはRuby-GNOME2 2.2.0をリリースしました! 今回のリリースではRuby/GIO2がRuby/GObjectIntrospectionベース になりました。これで、すぐにGIOの新機能を使えるようになります。 一部、APIの互換性がなくなっています。 例えば、 Gio::InetAddress.new_from_string("127.0.0.1") というAPIがなくなって、代わりに Gio::InetAddress.new("127.0.0.1") とする必要があります。APIの変更はよりRubyらしいAPIにするため のもので、ほとんどが意図的ですが、自動生成されたAPIを全部チェッ クしたわけではないので、もしかしたら意図せずAPIが変わってい るものがあるかもしれません。 今回のリリースで変わってしまったRuby/GIO2のAPIのうち、Rubyっ ぽくないやつは意図していないやつなので教えてもらえるとうれし いです! 今後の展望はこんな感じです。 * Ruby/GDK3をRuby/GObjectIntrospectionベースに移行。 * Ruby/GTK3をRuby/GObjectIntrospectionベースに移行。 * Ruby/GtkSourceView3をRuby/GObjectIntrospectionベースに移行。 * Ruby/VTE3をRuby/GObjectIntrospectionベースに移行。 * Windows用のgemで64bit環境もサポート。 どんどんRuby/GIベースにしたいっていうことですね。 Windowsの64bit用gemは、Debian GNU/Linux sidで32bit用のWineと 64bit用のWineが共存できるようになって、環境が揃った感がある ので、チャレンジしたいなぁという感じです。 今回のリリースでもたくさんの人の協力がありました。ここしばら く、畑ケさんと横山さんもコミットしてくれるのでとても助かって います。ありがとうございます! == インストール方法 % gem install gtk2 % gem install gtk3 == Ruby-GNOME2 2.2.0: 2014-03-09 以下、英語のままですみません。。。 === Changes ==== Ruby/GLib2 * Improvements * Stopped to use deprecated API internally in G_REPLACE_SET_PROPERTY. * Added RG_REPLACE_SET_PROPERTY. * Reduced locking on object creation. * Exported rbg_inspect(). * Created code level error. * Raised code level error instead of domain level error. * Fixes * Fixed a bug that wrong error code may be used. ==== Ruby/GTK2 * Improvements * Suppressed warnings on startup. * Fixes * [windows] Suppressed IME related warnings. [Reported by OBATA Akio] * [GitHub#222] Fixed a bug that Gdk::EventAny related methods aren't used by other Gdk::Event classes. [Reported by mtasaka] ==== Ruby/GDK3 * Improvements * Added Gdk::Display#device_manager. * Added Gdk::Window#display. * Suppressed warnings on startup. * Added Gdk::Event::PROPAGATE. * Added Gdk::Event::STOP. * Fixes * [windows] Suppressed IME related warnings. * Fixed a bug that Gdk::DeviceManager is wrong object. * [GitHub#222] Fixed a bug that Gdk::EventAny related methods aren't used by other Gdk::Event classes. [Reported by mtasaka] ==== Ruby/GTK3 * Improvements * Added Gtk::MenuButton. * [GitHub#219] Added Gtk::LevelBar. [Patch by cosmo0920] * Added Gtk::IconView. * [GitHub#206] Added Gtk::HeaderBar. [Reported by dark-yux] * [GitHub#223] Added Gtk::Stack. [Patch by cosmo0920] * Suppressed warnings on startup. * Added Gtk::Revealer. * Updated sample scripts. * [GitHub#227] Added Gtk::SearchBar. [patch by cosmo0920] ==== Ruby/GIO2 * Improvements * Migrated to Ruby/GObjectIntrospection based bindings. * [SF.net#187] Supported Gio::ContentType.guess. [Reported by neversleep1911] * Added Gio::Resources.lookup_data. * Added Gio::Resources.open_stream. * Added Gio::Resources.enumerate_children. * Added Gio::Resources.get_info. * Added Gio::Resources.register. * Added Gio::Resources.unregister. * Changes * Removed Gio::Socket#create_source. Use Gio::InputStream#create_source or Gio::OutputStream#create_source instead. * Removed Gio::InetAddress.new_from_string. Use Gio::InetAddress.new instead. * Removed Gio::InetAddress.new_any. Use Gio::InetAddress.any instead. * Removed Gio::InetAddress.new_l. Use Gio::InetAddress.any instead. * Fixes * [SF.net#186] Fixed a bug that Gio::ContentType module functions raises "no implicit conversion" error. [Reported by neversleep1911] ==== Ruby/Pango * Improvements * [ruby-gnome2-devel-en] Re-supported build on CentOS 5. [Reported by Grant Schoep] ==== Ruby/Poppler * Improvements * Suppressed a warning on startup. ==== Ruby/GtkSourceView2 * Improvements * [GitHub#226] Suppressed warnings. [Patch by cosmo0920] * Fixes * [GitHub#215] Fixed a return value for GtkSource#get_mark_category_background. [Reported by mtasaka] ==== Ruby/GObjectIntrospection * Improvements * [GitHub#216] Suppressed warnings on armv7hl. [Reported by mtasaka] * Supported freeing interface. * Supported freeing struct. * Supported String as void * value for value. * Supported freeing array of int8. * Supported freeing array of uint8. * Supported defining errors. * Improved guessing target method for overloaded method. * Supported array length. * Supported inout array. * Converted GBytes to String instead of wrapped GBytes. * Supported all exception types rather than GLib::Error. * Changes * Changed returned value of inout array to an array from an array and array length. * Fixes * [GitHub#216] Fixed test failures on i686 environment. [Reported by mtasaka] ==== Ruby/ClutterGTK * Improvements * Added duplicated Clutter.init check. === Thanks * OBATA Akio * mtasaka * cosmo0920 * Grant Schoep * dark-yux * neversleep1911 |
From: Kouhei S. <ko...@co...> - 2014-03-09 02:53:18
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須藤です。 In <531...@gm...> "Re: [ruby-gnome2-devel-ja] Gio2がSEGVする件について" on Sun, 09 Mar 2014 00:32:37 +0900, hiroshi hatake <cos...@gm...> wrote: > 治っているのを確認しました。 > ついでにIssueもクローズしました! ありがとうございます! > Travis CIでは落ちてないのでなんでだろうと悩んでいました。 > 32bit <-> 64bitの違いでハマりますねぇ。 そうですねぇ。 違うCIサービスならTravis CIが提供している以外の環境も選べる のかしら。 >> なので、こんな風に直してもらえないでしょうか!? >> >> def init >> class << self >> remove_method(:init) >> remove_method(:const_missing) >> end >> loader = Loader.new(self) >> loader.load("Gio") >> end >> >> 似たようなコードがclutter/lib/clutter.rbとか >> Ruby/GObjectIntrospection使ったやつ全部にあるはずです。。。 > > おっ、了解です。 > 斜めにザッと読む限り何箇所か発見しました。 > 見つけ次第直してコミットします! ありがとうございます! > # ものすごい量のログになってしまっていたのは複数の要因があったんですね。。 そうですね。落ち着いて確認していけばわかるんですけど、いきな りバーっと出てくるとそうもいってられないですよねぇ。 |
From: hiroshi h. <cos...@gm...> - 2014-03-08 15:32:47
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畑ケです。 >> Gio2が`bundle exec rake`するとSEGVするようになってしまいました。。 >> >> 今までは問題がなく動いていたのですが、原因がわからないです。 >> Issueには登録したのですが、こちらの環境のせいもあるかも知れません。 >> (Travis CIでは落ちてないですし…) >> >> Ruby-GNOME2のプロジェクトルートで >> bundle exec rakeした実行結果のログを添付して送ります。 >> (かなりデカいです。) > ありがとうございます! > ログがあってとても助かりました! > > たぶん、 > https://github.com/ruby-gnome2/ruby-gnome2/commit/d3a9726f0406cb5401ac9f9fd3e3cd7991834efe > で治っていると思います。 治っているのを確認しました。 ついでにIssueもクローズしました! Travis CIでは落ちてないのでなんでだろうと悩んでいました。 32bit <-> 64bitの違いでハマりますねぇ。 > 参考までに直し方を説明します。 > > Failure: > Exception raised: > RangeError(<integer 140026789758480 too big to convert to `unsigned int'>) > test_buffered_input_stream(TestBufferedInputStream) > /media/Data2/Gitrepo/ruby-gnome2/gio2/test/test-buffered-input-stream.rb:19:in `test_buffered_input_stream' > 16: > 17: class TestBufferedInputStream < Test::Unit::TestCase > 18: def test_buffered_input_stream > => 19: assert_nothing_raised do > 20: Gio::BufferedInputStream.new(Gio::FileInputStream.new) > 21: end > 22: end > > ↑から、RubyからCの数値型への変換に問題があることがわかりま > す。32bit以上の数値を表しているRubyのオブジェクトをCの > unsigned intへ変換するときにでるやつです。RubyのCのAPIでいう > とNUM2UINTしているところです。NUM2UINTをNUM2ULONGにしてやれ > ばよいパターンです。 > > で、どこでNUM2UINTしてしまっているのかはこのログからはわかり > ません。 > > > 他のエラーを眺めているとこんなのがあります。 > > 2014-03-08 21:56:54 +0900 running test for /media/Data2/Gitrepo/ruby-gnome2/clutter > -------------------------------------------------------------------------------- > /media/Data2/Gitrepo/ruby-gnome2/gobject-introspection/lib/gobject-introspection/loader.rb:161:in `define_error': integer 140067343098880 too big to convert to `unsigned int' (RangeError) > from /media/Data2/Gitrepo/ruby-gnome2/gobject-introspection/lib/gobject-introspection/loader.rb:161:in `define_error' > ... > > giのloader.rbの中でdefine_errorしているときに同じエラーが起 > きていることがわかります。ということで、このメソッドの定義を > 眺めます。 > https://github.com/ruby-gnome2/ruby-gnome2/blob/master/gobject-introspection/ext/gobject-introspection/rb-gi-loader.c#L91 > > NUM2UINTしているのは二箇所あって、Rubyの数値をGQuarkの変換す > るのと、GTypeに変換するために使っています。どっちかまたは両 > 方が怪しいです。 > > GLibのヘッダーファイルをgrepしてみます。 > > % grep -r typedef /usr/include/glib-2.0/ | grep ' GQuark;' > /usr/include/glib-2.0/glib/gquark.h:typedef guint32 GQuark; > > GQuarkはいつも32bitだということがわかります。 > > % grep -r typedef /usr/include/glib-2.0/ | grep ' GType;' > /usr/include/glib-2.0/gobject/glib-types.h:typedef gsize GType; > /usr/include/glib-2.0/gobject/gtype.h:typedef gsize GType; > /usr/include/glib-2.0/gobject/gtype.h:typedef gulong GType; > > GTypeは64bitになりそうです。ということで、GTypeの方が問題な > 気がします。 > > ということで、前述のパッチになります。 なるほど…。解説ありがとうございます。 どこかで型の変換でエラーなっている、 までは見えましたけれどここまで追えていなかったです。 なのでIssueにしてみました。 > あと、 > > /media/Data2/Gitrepo/ruby-gnome2/gio2/lib/gio2/loader.rb:68: warning: previous definition of ContentType was here > > みたいなのがモリモリでているのも別の問題としてあります。これ > は、2回GObject Introspectionのロードが走っているからです。ロー > ド中に↑のエラーでロードが途中で終わってしまっているため、再 > 度ロードしようとしてしまっています。 > > これは、GObject Introspectionのロードを必要になるときまで遅 > 延しているからで、もう少しだけ詳しい説明がここにあります。 > http://magazine.rubyist.net/?0043-BeALibraryDeveloper#l14 > > コードで言えばここらへんです。 > https://github.com/ruby-gnome2/ruby-gnome2/blob/master/gio2/lib/gio2.rb#L47-54 > > def init > loader = Loader.new(self) > loader.load("Gio") > class << self > remove_method(:init) > remove_method(:const_missing) > end > end > > ロードに成功したときだけremove_methodしているのが悪くて、 > initの先頭でremove_methodしてしまえば、ロードの途中でエラー > が発生しても再度ロードすることはなくなります。 > > なので、こんな風に直してもらえないでしょうか!? > > def init > class << self > remove_method(:init) > remove_method(:const_missing) > end > loader = Loader.new(self) > loader.load("Gio") > end > > 似たようなコードがclutter/lib/clutter.rbとか > Ruby/GObjectIntrospection使ったやつ全部にあるはずです。。。 おっ、了解です。 斜めにザッと読む限り何箇所か発見しました。 見つけ次第直してコミットします! # ものすごい量のログになってしまっていたのは複数の要因があったんですね。。 |
From: Kouhei S. <ko...@co...> - 2014-03-08 15:09:33
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須藤です。 In <531...@gm...> "[ruby-gnome2-devel-ja] Gio2がSEGVする件について" on Sat, 08 Mar 2014 22:21:56 +0900, hiroshi hatake <cos...@gm...> wrote: > Gio2が`bundle exec rake`するとSEGVするようになってしまいました。。 > > 今までは問題がなく動いていたのですが、原因がわからないです。 > Issueには登録したのですが、こちらの環境のせいもあるかも知れません。 > (Travis CIでは落ちてないですし…) > > Ruby-GNOME2のプロジェクトルートで > bundle exec rakeした実行結果のログを添付して送ります。 > (かなりデカいです。) ありがとうございます! ログがあってとても助かりました! たぶん、 https://github.com/ruby-gnome2/ruby-gnome2/commit/d3a9726f0406cb5401ac9f9fd3e3cd7991834efe で治っていると思います。 参考までに直し方を説明します。 Failure: Exception raised: RangeError(<integer 140026789758480 too big to convert to `unsigned int'>) test_buffered_input_stream(TestBufferedInputStream) /media/Data2/Gitrepo/ruby-gnome2/gio2/test/test-buffered-input-stream.rb:19:in `test_buffered_input_stream' 16: 17: class TestBufferedInputStream < Test::Unit::TestCase 18: def test_buffered_input_stream => 19: assert_nothing_raised do 20: Gio::BufferedInputStream.new(Gio::FileInputStream.new) 21: end 22: end ↑から、RubyからCの数値型への変換に問題があることがわかりま す。32bit以上の数値を表しているRubyのオブジェクトをCの unsigned intへ変換するときにでるやつです。RubyのCのAPIでいう とNUM2UINTしているところです。NUM2UINTをNUM2ULONGにしてやれ ばよいパターンです。 で、どこでNUM2UINTしてしまっているのかはこのログからはわかり ません。 他のエラーを眺めているとこんなのがあります。 2014-03-08 21:56:54 +0900 running test for /media/Data2/Gitrepo/ruby-gnome2/clutter -------------------------------------------------------------------------------- /media/Data2/Gitrepo/ruby-gnome2/gobject-introspection/lib/gobject-introspection/loader.rb:161:in `define_error': integer 140067343098880 too big to convert to `unsigned int' (RangeError) from /media/Data2/Gitrepo/ruby-gnome2/gobject-introspection/lib/gobject-introspection/loader.rb:161:in `define_error' ... giのloader.rbの中でdefine_errorしているときに同じエラーが起 きていることがわかります。ということで、このメソッドの定義を 眺めます。 https://github.com/ruby-gnome2/ruby-gnome2/blob/master/gobject-introspection/ext/gobject-introspection/rb-gi-loader.c#L91 NUM2UINTしているのは二箇所あって、Rubyの数値をGQuarkの変換す るのと、GTypeに変換するために使っています。どっちかまたは両 方が怪しいです。 GLibのヘッダーファイルをgrepしてみます。 % grep -r typedef /usr/include/glib-2.0/ | grep ' GQuark;' /usr/include/glib-2.0/glib/gquark.h:typedef guint32 GQuark; GQuarkはいつも32bitだということがわかります。 % grep -r typedef /usr/include/glib-2.0/ | grep ' GType;' /usr/include/glib-2.0/gobject/glib-types.h:typedef gsize GType; /usr/include/glib-2.0/gobject/gtype.h:typedef gsize GType; /usr/include/glib-2.0/gobject/gtype.h:typedef gulong GType; GTypeは64bitになりそうです。ということで、GTypeの方が問題な 気がします。 ということで、前述のパッチになります。 あと、 /media/Data2/Gitrepo/ruby-gnome2/gio2/lib/gio2/loader.rb:68: warning: previous definition of ContentType was here みたいなのがモリモリでているのも別の問題としてあります。これ は、2回GObject Introspectionのロードが走っているからです。ロー ド中に↑のエラーでロードが途中で終わってしまっているため、再 度ロードしようとしてしまっています。 これは、GObject Introspectionのロードを必要になるときまで遅 延しているからで、もう少しだけ詳しい説明がここにあります。 http://magazine.rubyist.net/?0043-BeALibraryDeveloper#l14 コードで言えばここらへんです。 https://github.com/ruby-gnome2/ruby-gnome2/blob/master/gio2/lib/gio2.rb#L47-54 def init loader = Loader.new(self) loader.load("Gio") class << self remove_method(:init) remove_method(:const_missing) end end ロードに成功したときだけremove_methodしているのが悪くて、 initの先頭でremove_methodしてしまえば、ロードの途中でエラー が発生しても再度ロードすることはなくなります。 なので、こんな風に直してもらえないでしょうか!? def init class << self remove_method(:init) remove_method(:const_missing) end loader = Loader.new(self) loader.load("Gio") end 似たようなコードがclutter/lib/clutter.rbとか Ruby/GObjectIntrospection使ったやつ全部にあるはずです。。。 |
From: hiroshi h. <cos...@gm...> - 2014-03-08 13:22:08
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畑ケです。 Gio2が`bundle exec rake`するとSEGVするようになってしまいました。。 今までは問題がなく動いていたのですが、原因がわからないです。 Issueには登録したのですが、こちらの環境のせいもあるかも知れません。 (Travis CIでは落ちてないですし…) Ruby-GNOME2のプロジェクトルートで bundle exec rakeした実行結果のログを添付して送ります。 (かなりデカいです。) |
From: Kouhei S. <ko...@co...> - 2014-03-02 14:49:10
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須藤です。 In <531...@gm...> "Re: [ruby-gnome2-devel-ja] gtk3のgio2-no-giの依存を切る作業について" on Sun, 02 Mar 2014 23:42:32 +0900, hiroshi hatake <cos...@gm...> wrote: >>> gio2-no-giに定義されているマクロのうち、gtk3で使っている箇所のマクロの扱 >>> いについてです。 >>> >>> ... >> gtk3がgobject-introspectionベースになればいらなくなる一時的 >> なやつなので、gtk3の中にrbgio2conversions.hを入れてください! >> (必要ないマクロは抜いてください。) > > 一時的な対処ならその方針で問題なかったです。 > masterにコミットしました! ありがとうございます! > # コミットした後にコミットメッセージにミスを発見してしまいました。。。 > # :のつもりが;に…! どんまいです! |
From: hiroshi h. <cos...@gm...> - 2014-03-02 14:42:43
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畑ケです。 >> gio2-no-giに定義されているマクロのうち、gtk3で使っている箇所のマクロの扱 >> いについてです。 >> >> ... > gtk3がgobject-introspectionベースになればいらなくなる一時的 > なやつなので、gtk3の中にrbgio2conversions.hを入れてください! > (必要ないマクロは抜いてください。) 一時的な対処ならその方針で問題なかったです。 masterにコミットしました! # コミットした後にコミットメッセージにミスを発見してしまいました。。。 # :のつもりが;に…! |
From: Kouhei S. <ko...@co...> - 2014-03-02 14:12:53
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須藤です。 In <531...@gm...> "[ruby-gnome2-devel-ja] gtk3のgio2-no-giの依存を切る作業について" on Sun, 02 Mar 2014 22:59:29 +0900, hiroshi hatake <cos...@gm...> wrote: > gio2-no-giに定義されているマクロのうち、gtk3で使っている箇所のマクロの扱 > いについてです。 > > 今のところ、依存しているマクロの内 > gio2-no-giのrbgio2conversions.hに定義されているマクロは > `RVAL2GICON`, `RVAL2GAPPLICATIONFLAGS`, `RVAL2GFILE`, `RVAL2GPERMISSION` > でした。 > これらを使って居る箇所がgtk3に幾つか見られます。 > > 今現在gtk3がgobject-introspectionベースでない為、 > このヘッダーに定義されている変換マクロ類が必要になった時に > どうするかうまい手が思いつかないです。。。 > > # rbgio2conversion.hを参照するようにするのもどことなく違う気がします…。 gtk3がgobject-introspectionベースになればいらなくなる一時的 なやつなので、gtk3の中にrbgio2conversions.hを入れてください! (必要ないマクロは抜いてください。) |
From: hiroshi h. <cos...@gm...> - 2014-03-02 13:59:39
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畑ケです。 gtk3のgio2-no-giに依存しているものを切る作業について分からないところがあ ります。 # 英語で質問を正確に表現できなさそうだったのでメールにしました gio2-no-giに定義されているマクロのうち、gtk3で使っている箇所のマクロの扱 いについてです。 今のところ、依存しているマクロの内 gio2-no-giのrbgio2conversions.hに定義されているマクロは `RVAL2GICON`, `RVAL2GAPPLICATIONFLAGS`, `RVAL2GFILE`, `RVAL2GPERMISSION` でした。 これらを使って居る箇所がgtk3に幾つか見られます。 今現在gtk3がgobject-introspectionベースでない為、 このヘッダーに定義されている変換マクロ類が必要になった時に どうするかうまい手が思いつかないです。。。 # rbgio2conversion.hを参照するようにするのもどことなく違う気がします…。 |
From: Kouhei S. <ko...@co...> - 2014-02-16 08:49:01
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須藤です。 In <530...@gm...> "Re: [ruby-gnome2-devel-ja] gdk3/gtk3 3.4.x以上の機能の実装について" on Sun, 16 Feb 2014 14:33:01 +0900, hiroshi hatake <cos...@gm...> wrote: > GTK+ 3.8ではGTKの細かい修正が主で新しいウィジェットの追加はないようなの > で3.10向けの作業を開始しました。 > > 手始めにGtk::HeaderBarをmasterに直接コミットしてみました。 ありがとうございます! > Gtk::Stackのバインディング側の実装はできたのですが、 > テストコードに何かもやっとしたものを感じ、 > Ruby-GNOME2での命名規則の理解が浅そうで不安を感じたので > Gtk::Stackはmasterに直接コミットではなくPull Requestにしました。 命名規則はトップページにある http://ruby-gnome2.sourceforge.jp/#For+Developers からリンクがある http://ruby-gnome2.sourceforge.jp/hiki.cgi?How+to+Implement+Ruby-GNOME2 http://ruby-gnome2.sourceforge.jp/hiki.cgi?Naming+and+Conversion+Rules にまとまっています。 テストコードは、一般的に言うと、assert_nothing_raisedを使って いるのはだいたいちゃんとテストしていないと思っていいです。 各テストでは * ○○をしたら * △△になることを * 1つ確認 しますが、assert_nothing_raisedを使っている場合は「△△にな ることを」省略していると言えます。 例えば、test_set_add_namedを考えましょう。 https://github.com/ruby-gnome2/ruby-gnome2/pull/223/files#diff-e209d4db4a8e22d0ddf83bda95c03d69R25 def test_set_add_named widget = Gtk::EventBox.new widget_name = "set widget name" assert_nothing_raised do @stack.set_add_named(widget, widget_name) end end 「名前つきで」ウィジェットが追加される「△△になることを」に 該当します。 例えば、名前を指定して@stackからウィジェットを取得できないか と考えます。これができれば「名前つきで」ウィジェットが追加さ れているかを確認できます。ただ、 gtk_stack_get_child_by_name()は3.12からの機能なので使えそう にありません。 https://git.gnome.org/browse/gtk+/tree/gtk/gtkstack.c#n1147 しょうがないのでGTK+のソースを見てみるとプロパティとして名前 を追加していることがわかります。プロパティが設定されているこ とを確認できれば「名前つきで」ウィジェットが追加されているか を確認できそうです。 https://git.gnome.org/browse/gtk+/tree/gtk/gtkstack.c#n1045 void gtk_stack_add_named (GtkStack *stack, GtkWidget *child, const gchar *name) { g_return_if_fail (GTK_IS_STACK (stack)); g_return_if_fail (GTK_IS_WIDGET (child)); gtk_container_add_with_properties (GTK_CONTAINER (stack), child, "name", name, NULL); } (中略)gtk_widget_child_notify()というので、新しいプロパティ が設定されたという通知がいきそうだと気づきます。 https://developer.gnome.org/gtk3/stable/GtkWidget.html#gtk-widget-child-notify ということで、こんな感じで「△△になることを」確認できないで しょうか。(試していないので動かないかもしれませんが。。。) def test_set_add_named widget = Gtk::EventBox.new widget_name = "set widget name" name_is_set = false @stack.signal_connect("child-notify") do |*args| p args # 何が渡されるかわからないけど"name"プロパティが # 渡されていることを確認したい。 name_is_set = true end @stack.set_add_named(widget, widget_name) assert_true(name_is_set) end > # Gtk::Widgetの扱いや、GTKのクラス階層の理解が浅いなぁと思う今日このごろです。。。 まぁ、GTK+はたくさん機能がありますからねぇ。。。 クラス階層はドキュメントの「Object Hierarchy」セクションが役 に立つと思います。 https://developer.gnome.org/gtk3/stable/GtkStack.html#GtkStack.object-hierarchy Rubyで動かしてGtk::Stack.ancestorsとするのもアリです。 > GTK 3.10向けの作業をFedora 20でしていると、 > ついうっかりUbuntu 12.04 LTS環境でGTK 3.4より新しい環境向けコードに対して > omissionさせるのを忘れてしまった!と思うことがしばしばあります。。。 > Ubuntu環境でテストコードを動かしたり、バインディングをmakeすればなんてことはないのですが… > > # うっかりしていてTravis CIでfailureを出してしまいました、すいません。 いろんな環境で試すのが大変なのでTravis CIを使っているので、 Travis CIで問題を見つけるのは正しい使い方だと思います! なので、Travis CIで問題を見つけて修正するというのは間違って いないと思います! |
From: hiroshi h. <cos...@gm...> - 2014-02-16 05:33:12
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畑ケです。 GTK+ 3.8ではGTKの細かい修正が主で新しいウィジェットの追加はないようなの で3.10向けの作業を開始しました。 手始めにGtk::HeaderBarをmasterに直接コミットしてみました。 Gtk::Stackのバインディング側の実装はできたのですが、 テストコードに何かもやっとしたものを感じ、 Ruby-GNOME2での命名規則の理解が浅そうで不安を感じたので Gtk::Stackはmasterに直接コミットではなくPull Requestにしました。 # Gtk::Widgetの扱いや、GTKのクラス階層の理解が浅いなぁと思う今日このごろです。。。 GTK 3.10向けの作業をFedora 20でしていると、 ついうっかりUbuntu 12.04 LTS環境でGTK 3.4より新しい環境向けコードに対して omissionさせるのを忘れてしまった!と思うことがしばしばあります。。。 Ubuntu環境でテストコードを動かしたり、バインディングをmakeすればなんてことはないのですが… # うっかりしていてTravis CIでfailureを出してしまいました、すいません。 |