From: Araki K. <j00...@ip...> - 2002-02-21 08:29:32
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荒木です:-) Subject: Re: [Mlterm-dev-ja] commit log [2002/02/21-2] and about 2.3.0 release. From: MINAMI Hirokazu <mi...@ch...> Message-ID: <200...@ch...> Date: Thu, 21 Feb 2002 16:59:06 +0900 > sawfish 上で動かしてみました。 透過はできています。 > ただ brightness の変更が即時には反映されなくなっているようで、 > mlterm を透過 off で起動後、mlconfigで > > a) [brightness -> 10 ,transparent ->on] で apply > b) [brightness -> 10]で apply した後 [transparent ->on] でapply > c) [transparent ->on] でapply した後 [brightness -> 10]で apply > > すると、b) のときしか暗くなりません。 > imlib の modifier が更新されていなかったりはしませんか? 随分前からバグってたみたいです _o_ 先程修正を commit いたしましたので、ご確認ください。 では -- kiken j00...@ip... |
From: MINAMI H. <mi...@ch...> - 2002-08-28 07:56:18
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Hi, I'v committed following changes to CVS. * Background picture was not drawn when pseudo transparency had been turned off. fixed. (Thanks to Kubota Tomohiro san) * "winsize" structure were not fully initialized during pty setup. fixed. (Thanks to Nanashi san) (!) * Compilation failed on Linux glibc 2.1.x because of incomplete langinfo.h. Built-in (dummy) kik_langinfo is now used when CODESET is not defined. (!)This fix enables mutt/slrn users to display X-Faces using slrnface. regards, minami |
From: Araki K. <j00...@ip...> - 2001-12-27 17:55:04
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荒木です:-) * INIT_PARSER short cut key (which initializes status of pty encoding parser) is added. * invoking graphic characters by SI/SO is supported.(non-ISO2022 encoding only) を commit しました。 マニュアルの修正も含みます。 UTF-8 など 非 ISO2022 エンコーディング + TERM=xterm + termcap という状況 で、罫線文字が使えるようになっています。 では -- kiken j00...@ip... |
From: Araki K. <j00...@ip...> - 2002-01-06 04:31:45
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荒木です:-) いままでの修正点をまとめて commit いたしました。 まだ不安定ですが、ISCII のサポートコードも入れました。 これまであげていただいた問題点はおおかた修正できていると思いま すが、もし何か抜けているのがあれば、ご指摘ください。 * ISCII support codes are added. (still unstable) * INIT_PARSER short cut key is removed and "Full Rest" button is added to mlconfig. * when color rgb is explicitly assigned in ~/.mlterm/color , reversed color is not drawn correctly under Anti Alias mode. fixed. (thanks to nekoie san) * ISO-8859-11 can be used as a -E option value. * ~/.mlterm/vlfont is renamed to ~/.mlterm/vfont * -V/--varlen/use_variable_length_column option is renamed to -V/--varwidth/use_variable_column_width * Kochi Mincho sample is added to etc/aafont. では -- kiken j00...@ip... |
From: Araki K. <j00...@ip...> - 2002-01-08 02:59:11
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荒木です:-) commit log です。 * mlterm with --enable-debug option can dump core owing to failure of list operations. fixed. (thanks to Karl Koehler) * ISCII / Bidi codes are more shared. * mlterm.spec is updated (thanks to Kiyoshi Nishizawa san) * ISCII characters in backscroll logs cannot be selected(and copyed) correctly. fixed. * Window is not resized when font size is changed. fixed. * -g option accepts minus x/y position. * vertical tab sometimes fails. fixed.(thanks to nekoie san) * default font size range is 6 - 30. visual <=> logical 順序変換につきましても抽象化しました(ml_logical_visual_t) ので、ISCII や UTF-8 の RTL 文字以外のケース(ISO8859-8 Hebrew など)への対応 も、できそうな感じです。 それから、領域選択の開始を文字の右端にきた時点からにするのは未実装です_o_ では -- kiken j00...@ip... |
From: Araki K. <j00...@ip...> - 2002-01-08 12:35:19
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荒木です:-) commit log です。 * fribidi 0.10.0(where FriBidiStrIndex is 32bit , not 16bit) is supported. * selecting region policy is changed(character is selected after mouse pointer passing over it) , and some bug are fixed. 坂本さんにご指摘いただいた、領域選択の問題を修正できていると思います。 もしお時間ができましたら、ちゃんと動作するか試してみてくさださい_o_ では -- kiken j00...@ip... |
From: Araki K. <j00...@ip...> - 2002-01-09 09:26:03
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荒木です:-) commit log です。 [20020109] * -r/--fade/fade_ratio option is added. * infinite loop owing to malformed escape sequence like "ESC ] ;" can be escaped by pressing LF.(Minami Hirokazu san) -r [0-100] --fade [0-100] fade_ratio = [0-100] で、focus out した時の背景色の輝度を指定できます。 では -- kiken j00...@ip... |
From: Araki K. <j00...@ip...> - 2002-01-23 17:12:16
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荒木です:-) * cursor may disappear when selected region color is restored. fixed. * w3mmlconfig(2002/01/15 version) is added(tool/w3mmlconfig) * contrib/scrollbar/sample is moved to scrollbar/sample mlterm -v は、2.2.0 と吐くようになっております。 HP-UX 10.20 でもコンパイル&動作確認致しました。 mlterm.spec も、あとは、最終的な日付を入れればよいだけです。現時点で、確認 していただけると幸いです _o_ > nisizawa さん また、坂本さんの w3mmlconfig の 2002/01/15 日版を、tool/w3mmlconfig 以下に、 そのまま import させていただきました _o_ # 著作権は行使されないとのことですので、contrib/ 以下には置いておりません。 doc/en/README.w3mmlconfig に簡単なドキュメントを置いております。 w3mmlconfig は、w3m がインストールされているかどうかに関係なく、 ./configure ; make では make されません。 必要に応じて、tool/w3mmlconfig にて、make ; make install してください。 それから、ディレクトリ単位で修正が入るついでに、前からやりたかったんです が、 contrib/scrollbar/sample を scrollbar/sample 以下に移動しまし、LICENSEの (except for files in contrib/scrollbar/sample directory) を消しました。 # でないと、わたしが新しく scrollbar を実装する場合、その度に LICENSE の # except 以下を追加しなくてはいけなくなりますし、また、この辺については、 # 当初の目論見とは、ちょっと状況が変わってしまったこともありますので。 あと、南さんの mlconf_curses.pl ですが、どうしましょうか? 一応手元のソースツリーには、contrib/tool/mlconf_curses/mlconf_curses.pl として置いているのですが。 # C で書きなおされる、という話もしておられましたが.... とりあえず、現状でもそれなりに動いていますので、DEBUG 出力だけなくして、 ほぼそのまま、contrib/tool/mlconf_curses 以下に置いてしまってもよいよう に思いますが、どうでしょうか? # ついでに、ドキュメント(含む著作権表示)と、Makefile を付けてもらえれば # ....:) ところで、Encoding の入力で、0-9 も使用しますので、添付のパッチのような 感じにしていただけるとありがたいです。 # すみません、手元では、随分前に修正していたんですが、報告忘れておりま # した _o_ では -- kiken j00...@ip... --- mlconf_curses.020117-0.pl Thu Jan 17 14:30:00 2002 +++ mlconf_curses.pl Sat Jan 19 22:28:27 2002 @@ -918,11 +918,6 @@ return $text; } $input = display_getch(0, $window_dlg); - if ( $input =~ /^[A-Za-z]/) { - substr( $text, $pos , 0) = $input ; - $pos++; - next; - } if ( $input eq "\n") { $window_dlg->delwin; return ( $input, $text); @@ -941,7 +936,11 @@ $pos = 0; } elsif ( $input eq KEY_END) { $pos = length( $text) ; - } + } elsif ( $input =~ /^[A-Za-z0-9]/) { + substr( $text, $pos , 0) = $input ; + $pos++; + next; + } } } |
From: MINAMI H. <mi...@ch...> - 2002-01-24 07:41:16
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南です On Thu, 24 Jan 2002 01:27:54 +0900 Araki Ken <j00...@ip...> wrote: > あと、南さんの mlconf_curses.pl ですが、どうしましょうか? > 一応手元のソースツリーには、contrib/tool/mlconf_curses/mlconf_curses.pl > として置いているのですが。 > > # C で書きなおされる、という話もしておられましたが.... curses を使っている限り - 標準的でない色(pink とか)はつかえなさそう - terminfo は信用できない ようなので、ある程度自前で制御しないとmltermの機能を生かせないような気が していたのですが、大規模に手を入れる余裕がしばらくなさそうです。 > とりあえず、現状でもそれなりに動いていますので、DEBUG 出力だけなくして、 > ほぼそのまま、contrib/tool/mlconf_curses 以下に置いてしまってもよいよう > に思いますが、どうでしょうか? 現状で最もまともな版からゴミとデバッグメッセージを除いて http://minami.obi.ne.jp/pub/mlterm/mlconf_curses.020124.pl に置きました。 とりあえずこれでも動作自体に大きな問題はない(はずな)ので取り込みをおねがいいたします。 #ドキュメントはこれから書きます :) 既知の問題としては - TERM が kterm でないときに背景の塗り潰しに失敗する (xterm|rxvt 上では正しく塗れるので、未実装のvt100 sequence が流れてる?) - 罫線が描けないときがある (DEC_SPECIAL の設定がいけないせい?) なのですが、再現しますでしょうか? |
From: Araki K. <j00...@ip...> - 2002-01-24 14:27:10
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荒木です:-) Subject: Re: [Mlterm-dev-ja] commit log [2002/01/24] From: MINAMI Hirokazu <mi...@ch...> Message-ID: <200...@ch...> Date: Thu, 24 Jan 2002 16:41:03 +0900 > ようなので、ある程度自前で制御しないとmltermの機能を生かせないような気が > していたのですが、大規模に手を入れる余裕がしばらくなさそうです。 お暇なときにでも、よろしくお願いします _o_ > 現状で最もまともな版からゴミとデバッグメッセージを除いて > http://minami.obi.ne.jp/pub/mlterm/mlconf_curses.020124.pl > に置きました。 > > とりあえずこれでも動作自体に大きな問題はない(はずな)ので取り込みをおねがいいたします。 > #ドキュメントはこれから書きます :) ありがとうございます。 contrib/tool/mlconf_curses/mlconf_curses.pl にとりこませていただきました。 > - TERM が kterm でないときに背景の塗り潰しに失敗する > (xterm|rxvt 上では正しく塗れるので、未実装のvt100 sequence が流れてる?) 確かにわたしの手元でも、何の色もでません。 xterm では、ESC ] m で色を変えて、カーソル移動することで、移動した領域の 色を変更する、といったことができるよう(biew を使ってちょこっとシーケンス を追ってみたことがあるだけで、ちゃんと調べてはいません)ですので、それが 絡んでいるのかな、という気はします。 > - 罫線が描けないときがある > (DEC_SPECIAL の設定がいけないせい?) こちらは再現できませんでした。 どういう場合に罫線がでないのか、再現性はありませんか? では -- kiken j00...@ip... |
From: MINAMI H. <mi...@ch...> - 2002-01-24 15:13:34
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On Thu, 24 Jan 2002 23:04:29 +0900 Araki Ken <j00...@ip...> wrote: > > - 罫線が描けないときがある > > (DEC_SPECIAL の設定がいけないせい?) > > こちらは再現できませんでした。 > > どういう場合に罫線がでないのか、再現性はありませんか? 手元では curses の box を使って(デフォルトの文字を使って)罫線を引いたとき 非 AA 時に fontsize = 8-15, 20 以外 AA時にはすべての size で空白または 点線の四角または ・になります。 このときの ~/.mlterm/font は ISO8859_1 = 10,a10;12,6x12;14,7x14;16,8x16; JISX0201_KATA = 10,r10;12,r12;14,r14;16,r16; JISX0201_ROMAN = 10,r10;12,r12;14,r14;16,r16; JISX0208_1983 = 10,k10;12,k12;14,k14;16,kanji16; ~/.mlterm/aafont は ISO10646_UCS2_1_BIWIDTH=Kochi Gothic-iso10646-1 JISX0208_1978=Kochi Gothic-iso10646-1; JISX0208_1983=Kochi Gothic-iso10646-1; JISX0208_1990=Kochi Gothic-iso10646-1; です。 同じ設定で(cursesを使ってないはずの) w3m はきちんとテーブルの枠を 書けているので、たぶんmltermの問題ではなくて、 curses の使い方|cursesそのものが まずそうなので、pendingということにしておきたいと思います。 |
From: <hs...@mt...> - 2002-01-24 15:26:12
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坂本です。 # > To: mltem-ja-dev <mlt...@li...> # 変(^^;^^^^^^^^^^^^ > 手元では curses の box を使って(デフォルトの文字を使って)罫線を引いたとき > 非 AA 時に fontsize = 8-15, 20 以外 > AA時にはすべての size で空白または 点線の四角または ・になります。 font は DEC_SPECIAL を指定しないといけません。 (大抵 ISO8859_1 と同じでいいはず。) > 同じ設定で(cursesを使ってないはずの) w3m はきちんとテーブルの枠を w3m? w3m-m17n -o graphic か、非日本語版 w3m ということでしょうか? PS. あ、そうそう。w3-m17n も CP932 外字(IBMのもNECのも)を扱います。 ----------------------------------- 坂本 浩則 <hs...@mt...> http://www2u.biglobe.ne.jp/~hsaka/ |
From: Araki K. <j00...@ip...> - 2002-01-25 03:23:10
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荒木です:-) Subject: Re: mlconf_curses.pl (waas: Re: [Mlterm-dev-ja] commit log [2002/01/24]) From: hs...@mt... (Hironori Sakamoto) Message-ID: <200...@mt...> Date: Fri, 25 Jan 2002 00:26:02 +0900 (JST) >> 手元では curses の box を使って(デフォルトの文字を使って)罫線を引いたとき >> 非 AA 時に fontsize = 8-15, 20 以外 >> AA時にはすべての size で空白または 点線の四角または ・になります。 > font は DEC_SPECIAL を指定しないといけません。 > (大抵 ISO8859_1 と同じでいいはず。) アンチエイリアスの際には、Xft から利用できる True Type フォントを使うこ とになりますが、そのようなフォントで、罫線文字を含んだフォントはないと 思います。 従って、罫線文字を、XDrawLine などで、Pixmap に直接描画する処理を追加しな いと、事実上、対応できないと思います。 # 面倒なんで避けてたんですが.... > あ、そうそう。w3-m17n も CP932 外字(IBMのもNECのも)を扱います。 のちほど commit いたしますが、手元では、IBM/NEC/NEC選定IBM の各外字に、 だいたいきちんと対応いたしました。 (UCS との変換を実装しただけですが) Unicode フォントがあれば、これらの文字を含んだファイルを cat するだけで ちゃんとグリフが表示されるようになります。 # ただ、それを、xcompound text で、copy&paste すると、JIS2000 などに変換 # され、もとの外字には戻せないんですが、この辺はまぁしゃあないかな、と思 # ってます。 では -- kiken j00...@ip... |
From: MINAMI H. <mi...@ch...> - 2002-01-25 05:05:09
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南です On Fri, 25 Jan 2002 00:26:02 +0900 (JST) hs...@mt... (Hironori Sakamoto) wrote: > > 手元では curses の box を使って(デフォルトの文字を使って)罫線を引いたとき > > 非 AA 時に fontsize = 8-15, 20 以外 > > AA時にはすべての size で空白または 点線の四角または ・になります。 > > font は DEC_SPECIAL を指定しないといけません。 > (大抵 ISO8859_1 と同じでいいはず。) ISO8859_1に指定したフォントをそのままDEC_SPECIALに使い回して 非AA時には正常に表示されるようにできました。ありがとうございます。 # 今まで --dec-dectech なフォントしか試してませんでした。 > > 同じ設定で(cursesを使ってないはずの) w3m はきちんとテーブルの枠を > > w3m? w3m-m17n -o graphic か、非日本語版 w3m ということでしょうか? 使っていたのは w3mmee (http://pub.ks-and-ks.ne.jp/prog/w3mmee/) です。 doc-jp/STRY,htmlに「w3mはUNIXの正規表現ライブラリと curses ライブラリを使っていない」 と書かれていたのでそう思ってましたが、もしかしてもう違うのでしょうか? |
From: Araki K. <j00...@ip...> - 2002-01-24 14:27:05
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荒木です:-) commit log です。 * use_cp932_ucs_for_xft option is true by default. * screen is corrupt when scrolled. fixed. * if font_size_range is not set , mlterm behaves unexpectedly. fixed. * mlconf_curses(2002/01/24 version) is added. (thanks to Minami Hirokazu san) * doc/ja/FAQ is added. 坂本さんに指摘していただいた問題は直っていると思います。 また、以前 ISCII のレンダリング処理をチューニングした際にバグが入って しまっておりましたので、それも修正いたしました。 デフォルトで、use_cp932_ucs_for_xft オプションが有効になっていますので、 そのままで、東風やDynalabフォントで、「〜」などが出せるようになっていま す。 mlconf_curses は、contrib/tool/mlconf_curses に入っております。 フォントサイズの範囲指定をもっと柔軟にできるようにするための実装はまだ しておりません _o_ 明日以降に試みてみます。 # 今日はもう眠いので.... それから、mlterm の設定の鬼門と思われる(実装でも鬼門なんですが....)フォ ント関連について、FAQ 形式で書いてみました。 doc/ja/FAQ にありますので、おかしな点、不明瞭な点、追加すべき点など有り ましたら、ご指摘ください。 あと、man/mlterm.1 のマニュアルの更新ですが、久保田さんにお願いできます か? # いろいろお忙しそうなので、もし難しいようでしたら、わたしがやるつもり # ではおります。 では -- kiken j00...@ip... |
From: Araki K. <j00...@ip...> - 2002-01-30 15:04:23
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荒木です:-) * vertical view support is added.(-G/--vertical/vertical_mode option) * actual screen size can be specified with -1/--wscr/screen_width_ratio and -2/--hscr/screen_height_ratio options regardless of console columns and rows. 縦表示対応を、CVS にほりこみました。 通常表示 <=> 縦表示の動的変更も可能です。 リサイズ時に不安定になるバグも直っていると思います。 -G / -1 / -2 各オプションが以前と意味が変わっています。 -G cjk で、cjk タイプの縦表示になります。 cjk タイプというのは、全角文字を処理する必要があり、かつ、右から左に文字 が流れるようなものを意味します。 一方で、モンゴル文字は、EastAsianWidth.txt を見ますと半角扱いになっており、 レンダリングの際に、全角文字を考慮する必要はなさそうですし、かつ、左から右 に文字が流れますから、cjk とは別の実装が必要になります。 将来的には、 -G mongol などで、それ用の縦表示を行えるようにしようかな、と思っています。 現在のところ、縦表示のスタイルとして想定しているのはこれらふたつだけです。 また、現在のような縦表示の手法(全部を縦向きにしてしまう方法)を使うかぎり、 これらふたつを混合して使用することは、ほぼ不可能ですし、全く想定しておりま せん。 一方、Bidi と縦方向表示を同時に使用することは可能です。可能といっても、 あまりうれしくはないですけど。 次に、-1/-2 オプションは、実スクリーンのサイズを指定します(百分率) たとえば、端末サイズとして、col = 80 , row = 30 を指定し、10 point なフォ ントを使用した場合、ウィンドウのサイズは、 横 80 * 5 = 400 point , 縦 30 * 10 = 300 point になります。 ここで、-1 50 -2 50 オプションを指定すると、ウィンドウのサイズを、 横 200 , 縦 150 にすることができます(コンソールアプリケーションからみた 端末サイズは、依然 80 x 30 のままです) 縦表示する場合、mlterm は、半角文字の左に空白を詰めて、全角と同じ大きさで表 示しますので、全角文字を多数表示する場合には、ウィンドウの下半分が、がらあ きになってしまいますが、その場合、-1,-2 オプションを使って対処してください。 これは、プロポーショナルフォントを使った場合に、画面の右に空白ができる場合 にも有効だと思います。 また、スクロールアウトした行は、縦表示されません。そこまで縦表示にするつも りはあまりないです。 それから、領域選択についても、横表示を前提にしたものになっています。これも 縦対応するつもりはあまりないです。 縦表示で、コラム幅可変長にすることはできません。 縦用のフォントを別途、tfont,taafont で指定するようにはするつもりです。 が、X で使える縦用のフォントってあります? では -- kiken j00...@ip... |
From: MINAMI H. <mi...@ch...> - 2002-01-31 08:25:56
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南です On Thu, 31 Jan 2002 00:01:47 +0900 Araki Ken <j00...@ip...> wrote: > また、スクロールアウトした行は、縦表示されません。そこまで縦表示にするつも > りはあまりないです。 縦表示している際にスクロールバーを非表示にできるように、 スクロールバーの使用を動的に on/off できるようになっていると良さそうな気がします。 > 縦用のフォントを別途、tfont,taafont で指定するようにはするつもりです。 > が、X で使える縦用のフォントってあります? Kochi Mincho/Gothic には日本語の縦書き用グリフも含まれているらしいです。 #縦書き用も含む CID font は作られてました。 (http://kappa.allnet.ne.jp/Kochi-CID/) Xft/X-TT から直接縦書き用グリフを利用することはできないと思うのですが、 事前にグリフを並べ替えて "縦書き用の" ttfを作っておいて、縦書き時に 利用することは可能かもしれません。 #が、来週まではあまり余裕がないのでここまでしか調べられてないです。 |
From: Araki K. <j00...@ip...> - 2002-02-01 16:18:55
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荒木です:-) * if number of terminal rows is double as many as that of cols , mlterm dumps core. fixed. * mongol vertical mode is added. * "Font" Tab is added to mlconfig. 縦表示で、全角文字は考慮せず右から左に文字を描画するモードを追加しました。 # 枯れ木も山のなんとやら、といった程度の意味あいしかありませんが。 それから、commit log には、記載をわすれてしまいましたが、mlconfig の Apperance タブが大きくなりすぎましたので、フォント設定関係を、Font タブに移しております。 あとは、縦表示まわりのバグ潰しです。 では -- kiken j00...@ip... |
From: Araki K. <j00...@ip...> - 2002-02-06 17:47:31
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荒木です:-) すみません、昨日の夕方ころから深夜にかけてもメールがまだ流れてきてお りませんので、個別のメールに返信できません _o_ * vertical mode and veriable column width mode are considered for reporting mouse position to console applications. * -Q/--vcur/use_vertical_cursor option is added. * mlconfig_curses([patch tracker 513620]) is updated. (thanks to Minami Hirokazu san) 可変長コラムモードおよび縦表示の場合に、コンソールアプリケーションに 通知するマウス位置がおかしくなっていたのを修正しました。 ただ、縦表示で、use_multi_column_char が true の場合は、まだおかしい です。まぁ、この程度なら別にええかなぁ、とも思ってますが.... use_vertical_cursor は、カーソルのシーケンスを見た目と同じにするオプ ションです。 XK_Up,XK_Down,XK_Left,XK_Rightの4つをいれかえています。 また、現在のところ、動的変更はできませんし、多分できなくてもいいだろ うと思ってます。 # ML のアーカイブでは、坂本さんのメールの肝心のところが空白になっている # のですが、おそらくこれでよいかと ^_^; それから、南さんのメールも肝心のところが空白になって、 「ウィンドウの幅 [空白] (結果として落ちる)」 となっているのですが、ウィンドウリサイズで core dump するということで したら、今のところ、手元では再現できておりません。 mlconf_curses パッチの方はマージさせていただきました _o_ では -- kiken j00...@ip... |
From: Araki K. <j00...@ip...> - 2002-02-10 10:10:26
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荒木です:-) * -Y/--decsp/compose_dec_special_font option is added. DEC_SPECIAL フォントのグリフを表示する際に、ISO8859_1 フォントを使用せず、 グリフを動的に合成して表示するオプションを追加しました。 # やっていることは、kterm とほぼ同じです。 この場合、DEC_SPECIAL フォントでいうところの、 0x1 - 0x2 0xb - 0x19 0x1f を合成します。 つまり、compose_dec_special_font というオプション名にもかかわらず、合成 するのは、罫線文字だけです:) 端末上で、 $ echo -e "\x1b\x28\x30\x5f\x60\x61\x62\x63\x64\x65\x66\x67\x68\x69\x6a\x6b\x6c\x6d\x6e\x6f\x70\x71\x72\x73\x74\x75\x76\x77\x78\x79\x7a\x7b\x7c\x7d\x7e\x1b\x28\x42" このようにしていただくことで確認できるかと思います。 このオプションを有効にしていただければ、アンチエイリアス中にも罫線文 字が表示されると思います。 ただし、背景透過や壁紙を貼りつけている場合に、罫線文字の背景が、背景色の 塗りつぶしになってしまう問題(回避可能?)があるのと、 0x3 - 0xa , 0x1a - 0x1e の特殊文字を合成できない問題があるため、このオプションはデフォルトでは 有効になっていません。 上記問題に該当しない使い方をされる方は、このオプションを有効にしておか れるとよろしいかと思います。 では -- kiken j00...@ip... |
From: Araki K. <j00...@ip...> - 2002-02-12 04:12:08
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荒木です:-) * -e option fails for memory allocation. fixed. (Thanks to Nekoie san) * mlterm with -j and -P 0 options can start without X. * mlterm can manage multiple display connections. * compilation failed around socket on HP-UX 10.20. fixed. 複数の Display への同時接続ができるようにしてみました。 # 先に断っておきますが、単に私の遊び心というか、あくまでネタですので実 # 用性は皆無です。 手元には、マシンが一台きりしかありませんので、きちんと確認できない のですが、多分動くんじゃないかなと思います。 とはいえ、こういう場合は、えてして上手く動いてくれないものでしょうけれど。 少なくとも、localhost 内でテストした限りでは、複数の Display に接続して いる場合、そのうちひとつの Display でしか、XIM が動いてくれないという 不具合は確認しております。 一応どういう機能かを説明しますと、例えば、 mlterm -d localhost:0.0 -j blend で、ローカルのディスプレイに端末画面を表示します。 その後、 mlclient -d dokka:0.0 とすることで、ローカルの単一プロセス中から、dokka ホスト上のディスプレイ にも端末ウィンドウを表示できるようになる(はず)というものです。 できれば、ちゃんと動くかどうかの報告をいただけるとありがたいです。 また、mlterm -j genuine で、daemon プロセスとして起動する場合、-P 0 と して、最初に起動する端末ウィンドウの数に 0 を指定しておけば、X なしでも、 mlterm server を起動できます。 # -P 1 などとしても、ちゃんと daemon にはなりますが、X Server に接続でき # なかった旨、エラーメッセージがでます。 さらに、X サーバを shutdown する前に(*)、端末ウィンドウを全部終了してお けば、その段階で X との接続を解除しますので、X サーバが終了した後も動作 しつづけることができます。 (*) X サーバの shutdown にまきこまれると、Xlib の中で exit() されてしま いますので。 X サーバの shutdown を事前に検知するうまい方法ってないんでしょうか? これを使えば、マシン起動時の rc スクリプトに、 mlterm -j genuine -P 0 とでもいれて、あとは X の shutdown 時だけ注意していれば、マシンを起動し てから終了するまでずっと、mlclient だけで生活する、なんてことができます。 # そもそもそんなことしたい人がいるとは思えませんが。 それから、上記実装に伴ない、スクロールバーオブジェクト内部で X 関連のデ ータ構造を static に持つのは厳禁になりましたので、scrollbar/sample 以下 を書き直しております。 従来のバイナリでも今迄通りの使い方なら動作する筈ですが、念の為、 scrollbar/sample 以下を再コンパイル/インストールされることを推奨します。 最後に、HP-UX 10.20 でコンパイルが通らなかったのを修正しております。 が、mlclient からの接続を select() で検知したのち、なぜかその後の accept() が -1 を返してくる問題があるようです。 原因はよくわかっていません。 では -- kiken j00...@ip... |
From: Araki K. <j00...@ip...> - 2002-02-18 14:32:14
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荒木です:-) * mlclient appends extra white space for ipc message. fixed. * character background color under transparent mode is drawn if it is different from Window background color.(Thanks to KATO Kazuyoshi san) * mlconf_curses is updated (2002/02/18 version). (Thanks to Minami Hirokazu san) mlconf_curses の update に追随しております。 あとは、今迄の patch の集積が主です。 では -- kiken j00...@ip... |
From: Araki K. <j00...@ip...> - 2002-02-19 15:50:05
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荒木です:-) * utmp,wtmp operation by login,logout,logwtmp is supported on both Linux/glibc2 and *BSD. (Thanks to Minami Hirokazu san) 南さんに contribute していただきました login/logout による utmp 対応実装を merge しました。 /etc/group に utmp グループがあるかどうかによる切替も含まれてお ります。 では -- kiken j00...@ip... |
From: MINAMI H. <mi...@ch...> - 2002-02-20 06:24:35
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南です On Wed, 20 Feb 2002 00:36:49 +0900 Araki Ken <j00...@ip...> wrote: > * utmp,wtmp operation by login,logout,logwtmp is supported on both > Linux/glibc2 and *BSD. stdout(stderr?)が端末でないところから起動すると端末名にゴミが入ることに気付きました。 手元では gnome panel や sawfish のメニュー から mlterm を起動したとき $ w 15:13:14 up 6 days, 19:57, 6 users, load average: 1.07, 1.13, 1.14 USER TTY FROM LOGIN@ IDLE JCPU PCPU WHAT minami 倔&@I@@ :0.0 15:13 8:31m 0.00s ? - となって、TTYの中身が怪しげになります。 kik_utmp_login.c 内で受け取った *tty を検査してから使うようにするか、 kik_pty_fork で回避するか判断しかねたのですが、どうするのがいいでしょうか? |
From: Araki K. <j00...@ip...> - 2002-02-20 09:46:53
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荒木です:-) Subject: Re: [Mlterm-dev-ja] commit log [2002/02/20] From: MINAMI Hirokazu <mi...@ch...> Message-ID: <200...@ch...> Date: Wed, 20 Feb 2002 15:23:55 +0900 > stdout(stderr?)が端末でないところから起動すると端末名にゴミが入ることに気付きました。 > 手元では gnome panel や sawfish のメニュー から mlterm を起動したとき > > $ w > 15:13:14 up 6 days, 19:57, 6 users, load average: 1.07, 1.13, 1.14 > USER TTY FROM LOGIN@ IDLE JCPU PCPU WHAT > minami 倔&@I@@ :0.0 15:13 8:31m 0.00s ? - > > となって、TTYの中身が怪しげになります。 > > kik_utmp_login.c 内で受け取った *tty を検査してから使うようにするか、 > kik_pty_fork で回避するか判断しかねたのですが、どうするのがいいでしょうか? kik_utmp_login.c 内で、受け取った *tty を検査ということですが、 if( strncmp( tty, "/dev/", K_MIN(5,strlen(tty))) == 0) { /* skip /dev/ prefix */ tty += 5 ; } if( strncmp( tty, "pts", K_MIN(3,strlen(tty))) != 0 && strncmp( tty, "pty", K_MIN(3,strlen(tty))) != 0 && strncmp( tty, "tty", K_MIN(3,strlen(tty))) != 0) { free(utmp); return NULL; } これを通過しているということは、kik_utmp_login.c が受けとった tty 変数 には正しい値が入っているのではないでしょうか? にも関わらず、login() の結果、TTY 名が化けちゃう、というなると、回避する ことはできないように思うのですが、何か勘違いしてますでしょうか? 結局、どう対処すべきか、わたしもわからないのですが、案外、 #ifndef HAVE_SETUTENT /* ut.ut_line must be filled before login() on bsd. */ memcpy( ut.ut_line , tty , K_MIN(sizeof(ut.ut_line),strlen(tty))) ; #endif この #ifndef HAVE_SETUTENT を外してやると上手くいったりしないかな、とか 思ったりもします。 それから、別件の高橋全さんの問題ですが、use_bidi = false することで解決 できたそうです。 # ちなみに、Fribidi をリンクしていない mlterm での話です。 gcc 2.95 でも問題が発生したそうですので、bidi の処理周りに問題があるのか もしれません。 # が、根本的な原因は、未だ分からず.... では -- kiken j00...@ip... |