チュートリアルでは、測域センサの用意から、実際に距離データを取得するまでの手順を解説していきます。
ここでは、測域センサへの電源の接続と、EthernetによるPCとの接続について説明します。
まず、使用する測域センサに合う電源を用意します。
各センサに対する適切な電源電圧は製品カタログか、以下の表を参考にしてください。
センサの製品型式 | 電圧 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
![]() |
今回使用した機種 | UST-30LX | 12V/24V | |||
![]() |
UTM-30LX-EW | 12 [V] | ||||
![]() |
UXM-30LX-EW | 10~30 [V] | ||||
![]() |
UTM-30LX | 12 [V] |
次に、センサの電源ケーブルを電源に接続します。
コネクタをつけるか、裸線に半田メッキを施すなどします。
各配線の割り当てはセンサに貼られているシールで確認できます。
今回はDC、GNDが割り当てられている色の線を使います
電源を入れるとセンサのLEDが点灯します。LEDの位置は機種によって異なります。
まず、センサとの接続にはPC側のIPアドレスの設定が必要です。
以下のページの説明を見て先に設定を済ませておきます。
https://sourceforge.net/p/urgnetwork/wiki/ip_address_jp/
センサのイーサネットケーブル(LANケーブル)をPCに接続します。
ここまででセンサとPCの接続の準備は整いました。
ここからセンサと通信し、データを受け取るわけですが、いくつかの方法があります。
ここでは比較的単純な、”UrgBenri” というアプリを使う方法と”SCIPコマンド” というセンサに直接命令する方法を紹介しています。
以下のリンクから見ることができます。
UrgBenriで距離データを見る方法
UrgBenri の機能
センサに直接命令してデータを見る方法
SCIPコマンドによるセンサとの通信
Wiki: top_jp
Wiki: tutorial_SCIP_ja
Wiki: tutorial_en
Wiki: tutorial_urgBenri_ja
Wiki: tutorial_urg_benri_en