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From: Takashi O. <ta...@wi...> - 2008-03-20 14:48:15
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奥村@netnice.orgです。たいへんご無沙汰しています。 本業が忙しくなりプロジェクトがそうとう停滞してしまっていますが、来週末に都内にて 講演の機会を頂きましたので案内させて頂きます。勤務の都合があり土曜日開催と なってしまいました。秋葉開催ということで交通の便は良いかと思いますので、もし、 お暇でしたらご参加下さい。 奥村 貴史 ----------------------------------------------------------------------- 第12回仮想化実装技術勉強会 日時:2008年03月29日 (土) 18:00 〜 場所: 秋葉原ダイビル13F 東大秋葉原拠点 大会議室 (http://www.i.u-tokyo.ac.jp/map/index.shtml#aki) 話者:奥村 貴史 (WIDE Project, 富良野協会病院) タイトル: Running JVM Inside operating system kernel 概要: カーネルの機能拡張は、従来、ローダブルモジュールに代表されるように、カーネル内フックを 利用して動作するバイナリにより実現されてきた。しかしながら、この方法では、カーネル内変数 やアドレススペースに対して無制限なアクセスが可能であることから、セキュリティ上の要請より 管理者権限が必須であった。一方、カーネル内に仮想マシンを備えユーザーコードを実行すれば、 管理者権限なしに、ユーザーやアプリケーションが処理内容に応じて柔軟にカーネルをカスタマイ ズしていくことが可能となるだろう。とりわけネットワークI/Oは、プロトコル準拠への要請からコード の冗長性が高く、柔軟なカスタマイズが性能、機能の両者を利する可能性が高い。 そこで我々は、カーネル内で動作する軽量なJava VMであるNVM/NYAを実装し、カーネル内VM によるパケット処理について検討した。その結果、Java bytecodeをカーネル内実行するという本質 的に非効率なアプローチにおいても、通信性能を大幅に損なうことなく柔軟にカーネル機能を拡張 していけることが示された。また、仮想化環境においてパケット処理コードを効率よく実行するため の最適化手法についての経験が得られたとともに、将来的な高速化に向けた基礎データを集める ことができた。さらに、コードサイズが小さく高速動作するJava VMとしてソースコードが公開される 予定であることから、ネットワーク以外のカーネルコンポーネントの仮想化研究やアプリケーション への組み込み用JVMとして、さまざまな用途が期待された。 ----------------------------------------------------------------------- |
From: Takashi O. <ta...@wi...> - 2006-04-01 02:49:10
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おくむら@netnice.orgです。プロジェクトが停滞してしまっており、大変ご心配を お掛けしています。本業が忙しく、なかなか時間を取ることが出来ずにいました。 それで、少してこ入れをするために、第3回の開発合宿を企画しましたのでお誘 いをお送りさせて頂きます。場所が場所だけに気軽に参加というわけには行か ないかとは思いますが、ピッツバーグにて、5月初旬〜中旬に開催させて頂く 予定です。 この時期、アメリカの大学院生は夏休みなので、既に何人かの開発者が興味を 示して下さっています。日本からは、ゴールデンウィークでの参加という形になる かと思います。参加人数にも拠りますけれど、郊外に家でも借りて、国際色豊か な環境で朝から晩までハック、という形にしたいなと考えています。 費用ですが、現地の宿泊代はこちらでカバーしますので、基本的に、往復航空券 代+α程度の負担で済むかと思います。万が一人数が増えると、寝袋生活になる 可能性もありますけれど、まあ、それはそれで楽しいかと思います。 開発テーマは、Knoppix/Netniceのリマスタリングやlibnetnice開発などを想定し ていますが、個別のテーマにも出来る限り対応します。特に、Apache用ネット ワーク制御モジュールmod_netniceの開発など、実利用を前提とした開発は 大歓迎です。研究目的の開発も、出来る限りサポートさせて頂きます。 腕を磨きたい、海外で名前を売りたい、といった日本の大学院生(もちろん、 学部生も大歓迎です)に最適かと思いますので、もしご興味があれば、ぜひ ご連絡下さい。質問、提案、相談なども、歓迎いたします。 どうかよろしくお願い致します。 奥村 貴史 |
From: Takashi O. <ta...@wi...> - 2005-11-11 10:26:29
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おくむら@Netnice.ORGです。こんにちは。 少し開発が停滞していたのですが、sourceforge.netでの求人に多く の応募を頂き、ようやくlibnetniceの実装が始まる運びとなりました。 ただ、libnetniceの仕様は、今のところ日本語で記載されています。 とりあえず適当な翻訳サイトを使って欲しいとはお願いしているもの の、今後、言葉の上での問題が生じる可能性が捨て切れません。そん なわけで、僕もできる限りアシストするつもりではいるのですが、返 事が遅れることも間々ありますので、もしlibnetniceに興味をお持ち 頂ける方がおられましたら、libnetnice-MLにご参加頂き、気が向いた ときだけでも結構ですので、助け舟を出して頂ければとても助かります。 http://lists.sourceforge.net/lists/listinfo/netnice-library また、リリース作業に向け求人中のタスクを下記ページに整理させ て頂きました。カーネルのデバッグなどの開発だけでなく、Linuxや NetBSDなどのホストの管理まで、手が足りずいろいろ困っておりま すので、もし宜しければ、ご連絡を頂ければとても助かります。 http://www.netnice.org/pukiwiki.php?Netnice2.2 libnetnice以外にも、mod_netnice、knoppix/3d-tcpdump連携プロ ジェクトなど、少しずつ動き始めています。リリースまで漕ぎ着け られますよう、開発メンバー側も頑張ろうと思いますので、どうか ご協力のほど、宜しくお願いもうしあげます。 奥村 貴史 |
From: Takashi O. <ta...@wi...> - 2005-10-23 16:23:25
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おくむら@Netnice.ORGです。 しばらくご無沙汰してしまいましたが、プロジェクトの近況につきまして、 簡単に紹介させて頂きます。今回はニュースレター風味です。 ━ 目次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■ Software Design 11月号 - ネットワーク制御機構「Netnice」の挑戦 □■ 講演のお知らせ (11月29日@筑波大学 情報処理学会OS研究会) □■ サブプロジェクト短報 □■ プロジェクトからの求人 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――┐ □■ Software Design 11月号 - ネットワーク制御機構「Netnice」の挑戦 今月号のSoftware Design誌にて、Netniceの紹介記事が掲載されています。 階層的仮想ネットワークインターフェース技術とその設計思想、という副題 にも示されているように、実用ソフトの紹介という形でなく、なぜこのよう なソフトウェアが必要かという背景とその意義について、広く開発者に訴え かける文書となっています。 そもそも階層的仮想ネットワークインターフェース技術は、それ自体で何か を行う技術ではなく、そのうえにさまざまなアプリケーションを構築するた めの要素技術です。したがって、この技術は、できる限り多くの開発者に開 発の意図やその意義をご理解頂き、多くの対応ソフトウェアが開発されるに 至ってはじめて威力を発揮します。 しかし、今まで、なぜいまさらこんなものを作る必要があるのか、という質 問を頂くことが少なくありませんでした。「帯域制限くらいライブラリで実 現できる。」「今あるトラフィック制御機構が十分使い易いのに、いまさら 新しい実装なんて迷惑なだけ。」こうしたご意見を多く頂くということは、 開発者コミュニティと問題意識の共有がまだ出来ていないということだと受 け止めています。 こうした相互の無理解により、プロジェクトへの協力者が限られ、その結果、 世の中に送り出すことのできるソフトウェアもその知名度も品質も限られた ものとなってしまうのであれば、これは明らかに悪循環です。そこで、この 悪循環を断ち切るために、まず、「なぜ、このようなものを開発しなければ ならないのか」という点について広く世の中に問う必要があるのではないか、 そんなことを考え、今回の原稿を書きました。 こうした啓蒙文書を商業誌に載せて頂くことは、出版社としてはかなりの冒 険だったようです。そこで、編集側との折衝にかなり時間が掛かり、ようや くこのたびの掲載の運びとなりました。気軽に読み飛ばせるよう頑張ったつ もりですので、どうか立ち読みなどでお読み頂ければ幸いです。もし宜しけ れば、周囲の方々にもぜひお勧め下さい。コメントも大歓迎です。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――┘ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――┐ □■ 講演のお知らせ (11月29日@筑波大学 情報処理学会OS研究会) 広報の一環として、来月末に行われますとある研究会にて講演をさせて頂き ます。最新の研究成果である階層的仮想ネットワークインターフェース上で 動作する軽量VMや今後の展望など、未公開の話題も満載です。研究会では、 Open Solarisについての招待講演など、他にも興味深い発表が盛りだくさん ですので、お暇でしたらお気軽にご参加下さい。(とは言え、非会員の参加費 20,000円では、気軽な参加は無理ですね...。もしチャンスがあれば、という ことでひとつ...。) 情報処理学会 システムソフトウェアとオペレーティングシステム研究会 第17回コンピュータシステムシンポジウム 11月29日火曜日 14:00-14:50 チュートリアル・セッション エンドホストにおける汎用ネットワーク制御機構 Netnice - 概要と展望 http://www.ipsj.or.jp/sig/os/pukiwiki.php?ComSys2005 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――┘ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――┐ □■ サブプロジェクト短報 ・ mod_netnice タイの某大情報科学科の大学院生が、mod_netniceにアクセス制御機能を実 装して下さっています。 ・ 3D-tcpdump/Knoppix/Netnice共同プロジェクト 階層的仮想ネットワークインターフェース対応版Knopixに3D-tcpdumpを載せ、 動的にトラフィックを制御するという企画が進行しています。現在、リリー スに向け関係者と調整を行っています。 ・ Open Packet Processor プロジェクト 階層的仮想ネットワークインターフェース内部にパケット処理用の軽量VMを 実装することで、さまざまなネットワーク制御を統一的に実現できないかと、 研究を進めています。(http://www.sf.net/projects/opp) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――┘ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――┐ □■ プロジェクトからの求人 Netniceプロジェクトでは、常時、開発協力者を募集しています。下記に示し ましたように、βテスターからアプリケーション開発者まで幅広く募集して いますので、興味をお持ち頂いた方はぜひご連絡下さい。ちょっとした質問 は、プロジェクトホームページの掲示板より匿名でも可能です。プロジェク トには、ドキュメント翻訳などさまざまな仕事がありますので、スキルにこ だわらず、どうかお気軽にご連絡を頂ければ幸いです。 ・ libnetnice - ライブラリ開発に協力して下さるCプログラマ ・ OpenBSD - β版パッケージのパッケージング担当者 (要Unix管理スキル) ・ NetBSD - β版パッケージのパッケージング担当者 (要Unix管理スキル) ・ mod_netnice - Apache用トラフィック制御モジュールmod_netniceの開発 協力者 (CとApacheについての知識が必要) ・ 翻訳者 - SD記事の英訳を行って下さる方 ・ βテスター - 各β版のテスト&レポート担当 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――┘ |
From: Takashi O. <ta...@wi...> - 2005-07-30 13:51:49
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奥村@Netnice.ORGです。こんにちは。 このたびは、Netnice日本語MLをご購読頂きありがとうございました。少ないメ ンバー本が業の合間に細々と行っていることから進行がかなり遅く、よく「まだ やってるんですか?」と言われる弱小プロジェクトですが、どうにかやっており ます。聞くところによると、Rubyもブレイクするまでに10年掛かったそうです。 既存の実装が山ほどある分野に切り込む以上、時間が掛かるのは仕方ありませ ん。Netniceプロジェクトも、少なくともそれくらいの時間は掛かる覚悟で望ん でいますので、どうか暖かく見守ってやって頂けますと幸いです。 そんなわけで、日本語MLが出来たということで、最初に状況報告をお送りしま す。疑問、質問、提案などありましたら、なんでもお気軽にお寄せ下さい。た とえば、最近、packageやport、rpmみたいな形でリリースして欲しい、という ご意見を頂きました。下記報告にもありますが、今回のベータ版リリースに際 して、バイナリの自動ビルドシステムを作りましたので、それに手を加えてい くことで、そういった要望にこたえていくことも可能だと思います。(単に誰が やるのかという問題です。) では、どうか今後とも宜しくお願い申し上げます。 奥村 貴史 ━ 目次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■ Netnice-2.2 Beta for FreeBSDがついにリリース □■ Netnice-2.2 正式リリースに向けて - ライブデモ用サーバが公開 - □■ 次世代mod_netniceプロジェクト □■ Knoppix/Netnice/3D-tcpdumpプロジェクトが進行中 □■ libnetnice - 汎用ネットワーク制御ライブラリ - □■ Netniceプロジェクトの広報 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――┐ □■ Netnice-2.2 Beta for FreeBSDがついにリリース 2月のα版リリースの後、長らく沈黙してしまっていましたが、昨年度の未踏プ ロジェクトの成果であるNetnice-2.2のベータ版をリリースしました。とりあえ ず、FreeBSD4.11用とFreeBSD5.4用を公開しています。アルファ版との最大の違 いは、OS毎に異なるパッケージとして用意し、導入作業が圧倒的に簡単になった 点です。それぞれのパッケージには、コンパイル済みのカーネルやバイナリがバ ンドルされており、パッケージの展開後、"make easyinstall"一発でインストー ルが可能となっています。 今後ですが、正式リリースに向けベータテストの活動を盛り上げて行きたいと考 えています。そのために、実運用に役立てて行って頂けるよう、サーバシステム においてmod_netniceを実運用したいという管理者を主なターゲットとして関連 メーリングリストなどにアピールしていきたいと考えています。 なお、NetBSDやOpenBSDなどの他のOS用リリースについては、こうした活動によ りある程度人手が増える目処が立ってから、FreeBSDに追随して行きたいと考え ています。クライアント側での利用について、また、肝心のLinux版リリースに ついては、下記にて言及します。 http://www.netnice.org/download ―――――――――――――――――――――――――――――――――――┘ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――┐ □■ Netnice-2.2 正式リリースに向けて - ライブデモ用サーバが公開 - そんなわけで、どうにかベータ版の公開に漕ぎ着けましたが、正式リリースまで には、システマティックにコードの品質向上を行っていく必要があります。そこ で、まず、品質管理のために、nndiagという独自のテストフレームワークを開発 し、何十ものテストケースを実装しました。また、ライブデモ用サーバ群を立ち 上げ、第三者のユーザーが各サーバの稼動状況を自由に閲覧できる体制を構築し ています。配布しているコードを常時動かすことで、こちらも緊張感が高まりま すし、ライブデモによりユーザー側にも安心感を持って頂けるのではないかと期 待しています。なお、これらのサーバーは、デモ機としての利用の他に、上記 ベータ版パッケージをビルドするためのコンパイルファームも兼ねています。対 応OSが多いと、やっぱりいろいろと大変ですね。 http://www.netnice.org/live ―――――――――――――――――――――――――――――――――――┘ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――┐ □■ 次世代mod_netniceプロジェクト そんなわけで、実運用の推進に向け一つ一つ懸案を解決していっているところで はありますが、IPv6と同じく、やはり"キラーアプリ問題"を、避けて通れないと ころまで来てしまいました。こうしたキラーアプリとしては、サーバ側とクライ アント側のそれぞれに想定することができるかと思います。それで、サーバ側と しては、世相的には何といってもウェブ周りが圧倒的に大きなマーケットかと思 われますので、とりあえずはApache+mod_netniceネタを中心に考えていくことが 理に適っているものと考えられます。 そこで、Apacheの管理者であれば誰もが一度は使ってみたくなるようなモジュー ルとして、昨年度より検討してきた次世代Mod_netniceをどうにかして開発工程 に載せたいと考えています。ただ、予算のアテはあるものの、開発の中心となる 開発者がいないために、現在、話を進めることが出来ない状態にあります。どな たかがリーダーさえ引き受けて頂ければ、予算を取ることで実装を外注すること も可能になります。この件、協力者は常に募集していますので、興味をお持ち頂 けた方はぜひご連絡下さい。興味をお持ち頂けた方の紹介も大歓迎です。なお、 この件に関した議論は、mod_netnice MLを中心に行っていきたいと考えています ので、もし宜しければ併せてご購読下さい。 ML名称: mod_netnice ML 登録: http://xrl.us/ggxi ―――――――――――――――――――――――――――――――――――┘ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――┐ □■ Knoppix/Netnice/3D-tcpdumpプロジェクトが進行中 さて、次に、クライアント側におけるアプリケーションですが、このテーマを語 るには、やはりWindowsとLinuxを主体とした話をしていく必要があるでしょう。 そこで、昨年度の未踏プロジェクトにおいてKnoppix、Netnice、3D-tcpdumpの3 プロジェクトが連携するという企画が生じまして、現在、実現に向けて水面下で 進行中です。 このKnoppix/Netnice/3D-tcpdumpの連携が実現すれば、今までのデモ用ブータブ ルCDROMの代わりになるばかりか、雑誌付録として大量配布されることになるこ とから、Netniceのクライアント機利用にたいする認知が大幅に向上するのでは ないかと期待をしています。また、Linux版Netniceの品質向上にも役立ってくれ るでしょう。協力者募集のお願いばかりでたいへん恐縮ではありますが、テス ターや開発協力者は常時募集していますので、興味をお持ち頂けた際にはぜひ 連絡下さい。 http://jp.3d-tcpdump.org/ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――┘ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――┐ □■ libnetnice - 汎用ネットワーク制御ライブラリ - 汎用ネットワーク制御ライブラリのlibnetniceですが、事情があり、開発が大幅 に遅れています。できるだけ早くにプロトタイプを公開できるよう頑張りますの で、どうかもうしばらくお待ち下さい。 なお、プロトタイプが動作した後には、現在のNetniceパッケージに附属してい るアプリケーションすべてをlibnetniceにより書き直すことでフィードバックを 集め、完成度を高めて行きたいと考えています。また、APIが固まった後には、 dummynetやらTCといった既存のトラフィック制御機構のラッパー版の開発を行い たいと考えています。ラッパー版の普及を通じて、汎用トラフィック制御ライブ ラリとしての地位を得ることができれば、それに後押しされて、カーネル内モ ジュールの利用拡大もある程度は望めるのではないかと期待しています。 http://www.netnice.org/pukiwiki.php?libnetnice%20%BB%C5%CD%CD1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――┘ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――┐ □■ Netniceプロジェクトの広報 Netniceは、それ自体で何かを実現する実用ソフトではなく、そのうえにさまざ まなアプリケーションを構築することで威力を発揮する基盤ソフトウェアです。 しかし、既存の仕組みを使いまわすことで"似たような制御"が実現できることが 多いことから、Netniceに対する世間の見方のほとんどは、残念ながら、「こん なものいらない」、というものです。 そもそも、基盤ソフトウェアは、多くの開発者にその目的を広く知って頂き、多 くの対応ソフトを書いていただくことではじめてその目的が達成されます。しか し、私達の場合、この点に基本的な誤解があるために、開発参加者も限られ、ま たそのために、世の中に送り出すことのできるアプリケーションもその質も限ら れたものとなってしまうという悪循環に陥っています。 そこで、Netniceプロジェクトの広報においては、今後しばらく、実用的なソフ トウェアとしての広報を行う前に、「なぜ、このようなものを開発しなければな らないのか」(統一的な制御モデルの必要性を訴えているだけなのですが)という 点を強調したいと考えています。そこで、商業誌での記事としてはかなりの冒険 になるとは思うのですが、比較的硬派な開発者に購読されている某誌と交渉させ て頂き、各種OSに多くのネットワーク制御機構が既に実装されているなかで、な ぜ今、新しい実装を開発しなければならないかについての啓蒙文書を載せて頂け ることになりました。 そんな感じで、もうしばらく頑張っていきますので、どうか応援の程、宜しくお 願い致します...。 http://www.netnice.org/2ch-mito.html ―――――――――――――――――――――――――――――――――――┘ |