At Thu, 20 Oct 2005 09:38:48 +0900,
Eiichi Muramoto wrote:
> さて、おすすめのカーネルデバッガないですか?という話です。
>
> 現在、XCAST上にSICCと呼んでるDCCP(CCID3)のXCAST対応版みたいなものを
> 実装しています。(linux 2.6.10) ところが、printfデバッグでやっているので
> いまひとつ効率がよくないです。
>
> カーネル・ソース・レベル・デバッガー (kgdb)
> 内蔵のカーネル・デバッガー (kdb)
> Oops
>
> などがあるよ、と
> http://www-06.ibm.com/jp/developerworks/linux/021018/j_l-debug.html
> に書いてありますが、何をお使いでしょうか?
> おすすめのやりかたあったら、教えてもらえますでしょうか?
- 小さくて,
- デバッガの機能がちゃんと動いて,
- あまり面倒な設定がいらない
(kdb はマシン単体で使える / kgdb は無理)
という点から,kdb を使うことが多いです.
昔 kgdb を試したときは,いまひとつデバッガとしての機能の確実性が
低く,kdb の方がデバッグ効率が高かったということもあると思います.
最近の kgdb は試していないのでどの程度の品質なのかはわかりません.
ソースレベルデバッガという観点からは kgdb で決まりだと思います.
知り合いで,qemu でデバッグ対象のカーネルを動かして,host OS 上から
(k)gdb を使ってデバッグするととても効率が良いと言っている人もいます.
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