From: Seiichi S. <ss...@sh...> - 2004-01-28 17:27:06
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佐藤です。 On Wed, Jan 28, 2004 at 02:26:19PM +0900, Tomohiro KUBOTA wrote: > > ご本人に確認した訳ではないですが、日付から考えて Debian の BTS の方も > > /dev/pts がマウントされてなかったのが原因だったと思います。 > > そのようです。ドキュメントに /dev/pts がいるということを書いてほしい > との要望がありました。端末の扱いについてはまったく無知なんですが、もし > Debian だけに固有の問題なら Debian パッケージ側のドキュメントで対応 > したいと思います。(現在のパッケージが sarge/testing に入ったら作業 > しようと思っています)。 > > もし Debian 以外の Linux や Linux 以外についても同様のことが言えるなら、 > mlterm 側で対応する必要があります。 > > どちらでしょうか... ストリーム pty のマスターである /dev/ptmx が存在する場合 configure は kik_pty_stream.c を選びます。大抵の Linux ディストリビューションでは /dev/ptmx があると思うので Linux で devpts ファイルシステムがマウント されてない(スレーブの /dev/pts/N がない)場合に起動できないのは Debian 固有の問題ではないと思います。ちなみに /dev/ptmx がない Linux 上で kik_pty_bsd.c が選ばれたとしても Linux カーネルは両方サポートしている ので問題ありません。 # 嘘をついてるかもしれないので間違いがあれば指摘歓迎(^^ Linux 固有の問題かどうかについてはちょっとわかりません。 もし /dev/pts/N がファイルシステムとして実装されてるのが Linux だけなら Linux 固有の問題になるのですが、 Solaris や HP-UX など ストリーム pty を持つ他の OS でどうなってるかを知らないからです。 devpts ファイルシステムがマウントされてない状況への対策として mlterm 側でできるのは kik_pty_stream.c と kik_pty_bsd.c をひとつのバイナリで 同居できるようにするとか configure のオプションでどちらを使うか選べる ようにするとか色々あると思います。ただ、今すぐにやるのはちょっと大変そ うなのでとりあえず pty が開けなかった時は Unable to start - open_screen_intern() failed. だけではなく「pty が開けなかったぞ!」のような原因を特定しやすいエラー をだしておけば十分かなと思います。 -- Seiichi |