From: Tomohiro K. <ku...@de...> - 2004-01-17 15:10:54
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久保田です。 From: Tomohiro KUBOTA <ku...@de...> Subject: [Mlterm-dev-ja] フォント選択機構 Date: Mon, 12 Jan 2004 14:16:07 +0900 (JST) > 久しぶりに mlterm をコンパイルしてみました。 > すると、フォント選択がおかしくなっていることに気がつきました。 原因がわかりました。従来どおりの ./configure オプションの場合、 --type-engine=xcore がデフォルトだと思っていたのですが、じつは xft になっていたようです。さらに、xcore 部分はコンパイルすら されていないことが分かりました。 原因は、configure.in で type-engine=xft 用に pkgconfig を実行 するとき、xcore 用の AA_CFLAGS を上書きしてしまうことです。 それとは別に、xwindow/x_main_config.c では、xcore と xft の 両方がコンパイルされている際には xft のほうがデフォルトになって しまっていました。mlterm --help で表示されるメッセージが xcore がデフォルトとなっているので、xft がデフォルトになるのはバグだと 解釈して修正しました。さらに、xft しかコンパイルされていないとき にさえ mlterm --help では xcore がデフォルトであるというような メッセージが表示されてしまうのも修正しました。 これだけの修正を入れてコンパイルしなおすと、フォント選択は無事、 従来どおりの動作を行うようになりました。 ところで、「type」という表現ですが、なにか別のに変えませんか? --- 久保田智広 Tomohiro KUBOTA <ku...@de...> http://www.debian.or.jp/~kubota/ |