From: Tomohiro K. <ku...@de...> - 2003-02-16 02:25:18
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久保田です。 From: Araki Ken <ara...@us...> Subject: Re: [Mlterm-dev-ja] ISO-8859-11 cannot be used Date: Sat, 15 Feb 2003 15:27:59 +0900 > すみません、いい機会だったので、あれから mlconfig を全面的に改造 > しちゃいました。 > 外部設定プログラムとの通信が doc/en/PROTOCOL ベースになる前から > の設計をずっとひきずってたので... > > 一応、メンテナは久保田さんということになってたかと思いますが、 > UI 的なところは一切いじっていませんので、勝手に commit しちゃっ > てます ^_^; そのほうがいいです。最近ほとんど時間がとれないので、cvs commit したいと 思うことはめったになくなると思うので、ぼくのことを気にせずに、 どんどんいじってください。 ところで、いくつか気付いたことです。 ・設定ファイル main の encoding に、「ロケールに従う」という意味の 設定が出来るようにしたほうがいいのではないでしょうか。というのは、 mlconfig が main に書き込んでしまうようになったので、従来の 「encoding が指定されていなければロケールに従う」だけだと、 mlconfig からその設定が出来ないためです。たとえば、 「encoding = locale」と指定すると「ロケールに従う」という設定に なるようにするなど。mlconfig のエンコーディングのところにも、それに 対応する項目が必要ですが、「locale (currently %s)」というふうに なっていると分かりやすくていいと思います。ただし、mlterm の側が、 現在のエンコーディングは明示的に設定されたのか、それともロケールに 従って決めたものかを覚えておいて、mlconfig に伝える必要があります。 ・mlconfig のエンコーディング一覧で、「EUC-CN」を「EUC-CN (GB2312)」 と変更したほうがいいかも。EUC-CN はエンコーディング、GB2312 は 符号化文字集合で、ほんらい別物ですので、EUC-CN のことを GB2312 と呼ぶのは誤りですが、分からないと意味がないですから。 ・mlconfig の、エンコーディング一覧が、どんな順に並んでいるのかが 分かりにくいです。すべてのエンコーディング名を知っている人しか、 それを理解できません。完全にアルファベット順にしてしまうか、 言語を注釈で書くようにするか、すればよいと思います。アルファベット 順にするほうが簡単ですが、「TIS-620 がない」「GB2312 がない」 といった苦情がきそう。 言語注釈ですが、「EUC-JP (Japanese)」というふうにすべてに書くか (Japanese というところは gettext にするのもよいと思います)、 現在の言語ごとにまとまっているというのを生かして「--- Japanese ---」 というようなダミー項目 (これも gettext にしたほうがいい) を 入れるかが良いと思います。前者の場合には、 「EUC-CN (GB2312) (simplified Chinese)」などの項目が長くなりすぎて、 あまりよくないかも。後者の場合は、GTK のコンボボックスで、ダミー 項目を選べないように設定することが出来たほうがいいですが、それって できましたっけ? ・たぶん US ASCII フォントが見つからない場合に相当すると思うのですが、 mlterm -E ISO-8859-6 などとすると、何も言わずに終了してしまいます。 終了させるにしても、なぜ終了したのかが分かるようなメッセージを 出力するほうがいいと思います。 ・make distclean 問題ですが、残ってしまうファイルをすべて rm -f するように Debian パッケージ作成スクリプトを作ることで、対応 できそうです。この方法のほうがいいかもしれません。というのは、 Makefile そのものを消すのは、最後にまとめてのほうが安全ですので。 (もし make distclean が途中でエラーを起こしたり、Ctrl-C で中断 した場合、Makefile が消えていると再開できなくなってしまいます)。 --- 久保田智広 Tomohiro KUBOTA <ku...@de...> http://www.debian.or.jp/~kubota/ |