From: Tomohiro K. <ku...@de...> - 2003-02-15 01:42:51
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久保田です。 From: Araki Ken <ara...@us...> Subject: Re: [Mlterm-dev-ja] ISO-8859-11 cannot be used Date: Sat, 15 Feb 2003 09:00:32 +0900 > > 不具合が見つかりました。ISO-8859-11 (TIS-620) が、使えないのです。 > > mlconfig で選んでも違うエンコーディングになってしまいますし、 > > また、mlterm -E ISO-8859-11 とやってもだめです。 > > mlconfig の表示がおかしいだけで、mlterm 本体は、正常に動作してます。 > mlconfig も修正しましたので直っていると思います。 じつは、こちらでも mlconfig の修正作業をやってました。mlconfig が encoding を ~/.mlterm/main に出力する際、スペース (0x32) 以下を 無視するようにしてみました。が、荒木さんの修正のほうが早かったようです。 荒木さんの修正も見てみました。ぼくのやりかたが、mc_io.c で出力時に エンコーディング名を修正するのに対して、荒木さんのやりかたは、 mc_char_encoding.c 内に収まっているので、荒木さんのほうが、より 正しい方法だと思います。 ただ、完全に regularized してしまうと、~/.mlterm/main が読みにくくなる (たとえば、ISO885916 ってのは、ちょっと読みにくい) かなとも思います。 この点については、ぼくのやりかたのほうがいいかなと思います。 それから、添付したパッチでは、char regularized[] を不要にする変更が はいっています。今後、エンコーディングを増やしたりしたときに、 バグが混入する可能性を減らせると思います。(最近の gnome-terminal は、 windows-???? とかグルジア語といったエンコーディングをサポートしている ようです)。 適当に取捨選択していただければうれしいです。 それから、./configure ; make ; make distclean したとき、アーカイブの もとの状態に戻りません。詳しく調査してないのですが、mkf/kiklib という シンボリックリンクや、tools/mlconfig/po/*.gmo というファイルや、 Makefile や configure 関連ファイルが残ってしまいます。Debian の パッケージ作成時、make distclean してから、オリジナルのソースツリーと Debian 用にカスタマイズしたソースツリーの diff をとり、ソース パッケージの一部とする、ということをします。このとき、configure 関連ファイルが残っていると diff が巨大化しますし、シンボリックリンクや バイナリファイル (*.gmo) があると diff がエラーで停止してしまいます。 また、Debian 用にどのようにカスタマイズしたのかということを、 diff を読むと分かるはずなのに、それが configure 関連ファイルに埋もれて 分からなくなってしまうという弊害もあります。 ちなみに、Debian パッケージ作成時に、diff をとる前に実行するコマンドは、 パッケージ作成者が自由に設定できます。たとえば、*.gmo ファイルについては、 make -C tools/mlconfig maintainer-clean とすれば消せることを突き止めた ので、それで対処できます。 configure 関連はよくわからないので、すみませんが、ちょっと調べて いただけないでしょうか。 --- 久保田智広 Tomohiro KUBOTA <ku...@de...> http://www.debian.or.jp/~kubota/ |