From: Tomohiro K. <tk...@ri...> - 2002-03-23 03:09:46
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久保田です。 configure スクリプトの Xutf8LookupString() チェックにバグが 見付かりました。当方では Xutf8LookupString() があるのに、ない、 と判断されてしまいます。このため、ja_JP.eucJP な環境で立ち上げた mlterm が setxkbmap th とやってもタイ文字を入力できないなどの 不具合が生じます。 autoconf/config.log を見てみると、Xutf8LookupString() を持つ ようなソースファイルをでっちあげ、それを gcc -o conftest -g -O2 conftest.c -lX11 とやっているのですが、 /usr/bin/ld: cannot find -lX11 というエラーが出ています。これを回避するには -L/usr/X11R6/bin を加える必要がありますが、autoconf/configure.in にどのように 書けばそれを実現できるのか、よくわかりません。また、/usr/X11R6/bin というディレクトリを直接使ってはいけません。というのは、 autoconf/configure.in に AC_PATH_XTRA という行があるのですが、それによって、X_LIBS というマクロが 定義され、それを使う必要があるからです。このマクロは、autoconf の info page によると、 - Macro: AC_PATH_XTRA An enhanced version of `AC_PATH_X'. It adds the C compiler flags that X needs to output variable `X_CFLAGS', and the X linker flags to `X_LIBS'. Define `X_DISPLAY_MISSING' if X is not available. とのことだそうです。 --- 久保田智広 Tomohiro KUBOTA <ku...@de...> http://www.debian.or.jp/~kubota/ "Introduction to I18N" http://www.debian.org/doc/manuals/intro-i18n/ |