From: Araki K. <j00...@ip...> - 2002-03-20 19:19:58
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荒木です:-) 高橋全さんより、以下のようなレポートをいただいております。 一つは、背景透過させた mlterm を複数の仮想スクリーンに表示させた上で、仮 想スクリーンの移動する際に、描画が極端に遅くなるという問題で、もう一つは、 xsetroot などで背景色を指定する場合に、背景透過した mlterm を起動しようと すると、core dump するというものです。 環境は、 XFree86 4.1.0 fvwm2 2.4.2 mlterm 2.3.1 だそうです。 が、手元では全く再現できませんので、どなたか、再現できた方がいらっしゃれ ば、その環境など教えていただけると助かります。 また、問題の修正パッチはもちろん、再現できない環境の報告などもいただける とありがたいです。 では -- kiken j00...@ip... === その壱 === 2.3.1 です。 デフォルト (~/.mlterm を mv しておいた状態) で --transbg を付けて「ふたつ以上」起動すると X の、viewport っていうんでしょうか、画面を 切り換えると、とっても CPU を食ってしまって 使いものになりません。 放っておくと、そのうちに戻ってくるのですが、 それまではマウス以外が動きません。 XFree86-4.1.0 と imlib-1.9.11 です。 DEBUG メッセイジは関係なさそうな感じです。 strace してみても見方がわからず……。(;_; 大きいのですが、strace 結果が 役に立つようであればお送りします。 とりあえず多重起動するときは 透過をやめています。(T_T === その弐 === そして mlterm --transbg を二回実行して、 ふたつを別々の画面、えーと、workspace, かな? 仮想デスクトップというのかな? とりあえず右とか下とかの画面に動かします。 ここで「別々の」画面に移動しないと再現しないようです。 そしてひとつの mlterm を表示している状態から マウスを画面端まで動かして別の画面に移動すると (そこに mlterm があってもなくても関係なく) マウスだけ生きていて他の X 関連がすべて停止、 という状態に陥ります。fvwm2 も反応なしです。 Ctrl + Alt + F2 などでは console に戻れます。 そのとき mlterm があっても、透過した背景だけ表示されていて、 font が表示されていません。(あ、font は xfs ではなく X 自体で プロセスするように、/etc/X11/XF86Config-4 に書いています。 関係ないとは思いますが。) xclock -update 1 -digital は同じ時刻を指したまま停止しています。(つまり font は表示されています) そして数十秒ほど待つと mlterm の font も表示されて 反応が戻り、速度も普通のようになるのです。 また別の画面に行って mlterm のある画面から移動すると 同じ症状を繰り返します。 いまやってみたところ、 一度停止状態から回復した mlterm (a) から別の mlterm (b) の画面に 移動しても停止状態にはなりませんでした。 そしてまた元の mlterm (a) の画面に戻ると再び停止です。 xpmroot や xsetroot での背景指定だと mlterm が core dump するので (これも問題 ?) Esetroot で指定しています。 === その参 === fvwm2 は 2.4.2 です。 brightness を 100 以外に (輝度調整) しても遅くなります。 (気のせいか、いま調整してやってみたら問題が少し軽減したような……。でも遅い) Eterm で背景透過していますが、輝度調整してもしなくても問題ありません。 xsetroot は、同様のオプション (-solid gray) でもだめです。起動しません。 xpmroot は、とりあえずなので gnome 付属の yes.xpm でやってみて、だめでした。 で、xpmroot と同じ yes.xpm を Esetroot で指定すれば起動できます。 |