From: Araki K. <j00...@ip...> - 2002-02-12 04:12:08
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荒木です:-) * -e option fails for memory allocation. fixed. (Thanks to Nekoie san) * mlterm with -j and -P 0 options can start without X. * mlterm can manage multiple display connections. * compilation failed around socket on HP-UX 10.20. fixed. 複数の Display への同時接続ができるようにしてみました。 # 先に断っておきますが、単に私の遊び心というか、あくまでネタですので実 # 用性は皆無です。 手元には、マシンが一台きりしかありませんので、きちんと確認できない のですが、多分動くんじゃないかなと思います。 とはいえ、こういう場合は、えてして上手く動いてくれないものでしょうけれど。 少なくとも、localhost 内でテストした限りでは、複数の Display に接続して いる場合、そのうちひとつの Display でしか、XIM が動いてくれないという 不具合は確認しております。 一応どういう機能かを説明しますと、例えば、 mlterm -d localhost:0.0 -j blend で、ローカルのディスプレイに端末画面を表示します。 その後、 mlclient -d dokka:0.0 とすることで、ローカルの単一プロセス中から、dokka ホスト上のディスプレイ にも端末ウィンドウを表示できるようになる(はず)というものです。 できれば、ちゃんと動くかどうかの報告をいただけるとありがたいです。 また、mlterm -j genuine で、daemon プロセスとして起動する場合、-P 0 と して、最初に起動する端末ウィンドウの数に 0 を指定しておけば、X なしでも、 mlterm server を起動できます。 # -P 1 などとしても、ちゃんと daemon にはなりますが、X Server に接続でき # なかった旨、エラーメッセージがでます。 さらに、X サーバを shutdown する前に(*)、端末ウィンドウを全部終了してお けば、その段階で X との接続を解除しますので、X サーバが終了した後も動作 しつづけることができます。 (*) X サーバの shutdown にまきこまれると、Xlib の中で exit() されてしま いますので。 X サーバの shutdown を事前に検知するうまい方法ってないんでしょうか? これを使えば、マシン起動時の rc スクリプトに、 mlterm -j genuine -P 0 とでもいれて、あとは X の shutdown 時だけ注意していれば、マシンを起動し てから終了するまでずっと、mlclient だけで生活する、なんてことができます。 # そもそもそんなことしたい人がいるとは思えませんが。 それから、上記実装に伴ない、スクロールバーオブジェクト内部で X 関連のデ ータ構造を static に持つのは厳禁になりましたので、scrollbar/sample 以下 を書き直しております。 従来のバイナリでも今迄通りの使い方なら動作する筈ですが、念の為、 scrollbar/sample 以下を再コンパイル/インストールされることを推奨します。 最後に、HP-UX 10.20 でコンパイルが通らなかったのを修正しております。 が、mlclient からの接続を select() で検知したのち、なぜかその後の accept() が -1 を返してくる問題があるようです。 原因はよくわかっていません。 では -- kiken j00...@ip... |