From: Araki K. <j00...@ip...> - 2002-02-10 20:47:55
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荒木です:-) 猫家さんご指摘の問題につきましては、別メールにて。 * daemon mode is supported and -j/--daemon/daemon_mode option is added. * mlclient program (tool/mlclient) is added. * characters in the beginning of lines cannot be selected. fixed. (Thanks to nekoie san) * 2 dot margin area in both right and left sides are cleared since garbages can be left there. mlterm をサーバ化しました。 なんじゃそりゃ、と思われるかもしれませんが、発想だけみれば、emacsserver , emacsclient に近いものです。 もちろん、実際のところは、かなり違います。 使い方ですが、まず、mlterm を -j blend オプションを付けて起動してください。 もちろん、今迄どおり、これで端末ウィンドウがでるのですが、内部では、二段階 fork して deamon になっています。コマンドラインから起動した場合、すぐプロ ンプトがもどるはずです。 つぎに、フルビルドしていただいていれば、tool/mlclient 以下の mlclient とい うプログラムがインストールされると思います。 これを mlterm を起動するときと同じ要領で起動してください。 たとえば、現在起動中の mlterm が背景透過やアンチエイリアスしていないなら、 コマンドラインから、 mlclient -t -A こんなことをしてみてください。 すると、背景透過 & アンチエイリアスした mlterm の ウィンドウが起動すると 思います。 ここで新たに起動したウィンドウは、先程起動した mlterm と同じプロセス として動作しています。 mlclient からは、mlterm 本体で指定できるほとんどのオプションが指定でき ます。 # 指定できないオプションを含め、この機能の説明につきましては、のちほど、 # README.ja に追記いたします。 # まずは、反応を見てみるという段階で ^_^; 例えば、以下は、先日坂本さんが作られた mlterm + w3m-m17n-vertical を 起動するスクリプトですが、 #!/bin/sh mlterm -G cjk -Z=false -Q -w 14 -g 40x24 -e \ w3m-m17n -o pixel_per_char=14 -o use_wide=off \ -o indent_incr=3 -o display_image=off "$@" この mlterm を、そのまま、mlclient にしても動作します。 また、mlterm -j オプションには、genuine と、blend という二つのモードが あります。 上記例では、blend を指定しましたが、これは、今迄通り、最後のウィンドウ が閉じられると、mlterm のプロセスそのものも終了するモードです。 一方、genuine を指定しますと、本当に daemon プロセスとして動作するように なります。つまり、最後のウィンドウが閉じられた後も、mlterm プロセスは 動作しつづけますので、その状態で、mlclient の呼び出しに応じられます。 一応、個人的なオススメとしましては、.xinitrc なりに、 mlterm -j genuine と書いておき、既存の設定のままで新しいウィンドウを開きたい場合は、今ま で通り Ctrl - F1 で、かなり異なる設定のウィンドウを立ちあげたい場合(例 えば、縦書き用のウィンドウを開きたい場合など)は、mlclient を使って起動、 というように使い分けていただければな、と思っております。 それから、/tmp/mlterm.unix に、Unix Domain Socket 用のファイルを生成し ますので、/tmp に書き込み許可を与えるのを忘れないでください。 では -- kiken j00...@ip... |