From: Araki K. <j00...@ip...> - 2002-01-22 14:48:15
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荒木です:-) Subject: Re: [Mlterm-dev-ja] 縦方向表示対応に向けたメモ From: Hironori Sakamoto <hs...@mt...> Message-ID: <200...@ud...> Date: Tue, 22 Jan 2002 21:57:24 +0900 (JST) > # ちょっと否定的な反応なんですが、面白そうと思っているので御容赦。 いえいえ、むしろ、反応していただけるだけでありがたい限りです_o_ # わたしも、実装すべきか(実用的な範囲内に収まる形で可能か)どうか、 # という段階で、まだ悩んでますし、Bidi や ISCII 対応の際と違って、 # 参考にできる実装もないので、とりあえず、意見を伺ってみたい、とい # うところでして。 > どういう用途を考えておられますか? > 文書閲覧ならアプリに任せた方が良さそうですけれど。 <200...@pd...> にも書きましたとおり、横表示しか対応していないアプリケーション(例えば less など)を使って、縦表示ができれば、小説なんかの閲覧程度なら、いちい ち縦対応の専用ソフトを使わなくていいかも、と思った次第です。 # 実用性という点では、説得力ないですね ^_^; # 結局のところ、どこまでできるかな、という単なる遊び心が大きいんですが。 > 日本語でも英語の単語は倒すことが多いですが『PC業界』なんかだと > > P > C > 業 > 界 > > なんて書きますよ。ASCII なら全角 variant を使えますが、ギリシャ文字 > とかは両方ありそうです。例えば『Σプロジェクト』は倒さないけど、 > Σを含むギリシャ語の名前は倒してもいい。 > > # むしろ、本来の日本語の縦書きは倒さないで書くと思います。 > # 倒す場合は、そこで言語が切り替わっていると思うべきなのかな。 あくまで、横表示しか対応していないアプリケーションをつかって、縦表示(もどき) ができればよい、という話ですので、コンソールアプリケーションからみたとき(=横 表示)での全角、半角という semantics を変えるわけにはいきません。 したがって、半角文字は、どうしても横倒しにしてやる必要があります。 # でないと、一行が画面内におさまらなくなってしまいます。 この辺は、mlterm や xterm の BIDI / ISCII 対応などが、所詮は対応してないものを 無理矢理対応させているにすぎないので、それ以上の品質が必要なら、コンソールアプ リケーション側での対応が必須なのと同じです。 > (たぶん) X11R6.3 から > -*-mincho-medium-r-normal--[f1 f2 f3 f4]-*-100-100-c-*-jisx0208.1983-0 > f1 = size * cos(angle) > f2 = size * sin(angle) > f3 = -size * sin(angle) > f4 = size * cos(angle) > という様な指定ができて回転してくれるはずです。 > # Topaz (http://hp.vector.co.jp/authors/VA007663/topaz/index.html) > # というグラフソフトがそんな感じでやっていた。 やってみました。 確かに回転してくれますね ^_^ とはいえ、使ってみて気づいた点がいくつか。 1. 回転したとしても、XFontStruct の返す情報は、回転しない状態のものを返してくる。 2. 当たり前といえば当たり前なんですが、回転すると、 -+--+---- 行の上端 | | -+--+---- 行の下端 ↑ こういう位置にあるグリフが、 --------- 行の上端 ←ここが背景色で塗り潰された上で、 ----+---+ 行の下端 | | ←ここにグリフが表示されるんですよね。 +---+ 結局、いろいろ面倒な処理が必要になるようですね。 > JISX0208 でも回転が必要なものは 『「」()【】〜…』等あります。 > 『。、,“”ゃッ』等は回転でなく位置の移動ですね。 > さらに、(明朝系の)『ー』はグリフが変わります。 > やっぱり、縦表示用のフォントが必要では。 結局、いちいち回転処理するのはやめて、素直に縦用フォントを使うのが正解っ ぽいですね。 # しかし、日本語はいいとして、半角フォントで、横倒しになっているフォント # ってあるかしら? では -- kiken j00...@ip... |