From: Araki K. <j00...@ip...> - 2002-01-08 14:46:16
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荒木です:-) Subject: Re: [Mlterm-dev-ja] Re: mlterm での anti alias について From: nekoie <ne...@ti...> Message-ID: <20020107075948.GA32181%ne...@ti...> Date: Mon, 7 Jan 2002 16:59:48 +0900 > # それから、自分が、アンチエイリアス機能を目当てに、 > # mltermを導入した時の設定の手順を書いたものを、 > # 下記のページに置きました。 > # おかしい点や、こうすればもっと良くなるといった点が > # ありましたら、どうか御指摘の方をよろしくお願いいたします。 > http://labo02.tir.ne.jp/documents/mlterm/ そういえば、以下の点について、補足しておこうと思ってわすれておりました_o_ > 元々、kinput2は、呼び出し元の端末エミュレータが使っているフォント > の種類とサイズを何らかの方法で調査し、自分もそのフォントを使うのだ > と思われる。しかし、mltermで現在使用しているフォントはアンチエイリ > アスなフォントで、これは通常のフォントとは命名形式が違う。そこで、 > kinput2は自分が表示すべきフォントが分からず、とりあえずXF86Configの > FontPathから順に探し、コーディング形式が似ているフォントで代用して > いるのだ、と考えた。 大体ご想像の通りなのですが、 > 呼び出し元の端末エミュレータが使っているフォントの種類とサイズを何らかの > 方法で調査し、自分もそのフォントを使う これにつきましては、XIM クライアント(この場合 mlterm)から、XIM サーバ(この 場合 kinput2)で使用するフォントを指定するためのプロトコルが存在しております。 つまり、原則的には、XIM クライアントからの指定によって XIM サーバのフォント が決定されております。 ただし、ここで指定できるフォント(具体的には XFontSet)として、Xft で使用する フォント情報(XftFontSet など)は使用できません。 そこで、anti alias している mlterm では、フォントの種類は指定せず、サイズの み指定して 適当な XFontSet をロードし、それを XIM サーバに渡しております。 そのため、デザイン的にミスマッチなフォントが選択されてしまう可能性が生じて しまうわけです。 ということですので、 > kinput2は自分が表示すべきフォントが分からず、とりあえずXF86Configの > FontPathから順に探し、コーディング形式が似ているフォントで代用して > いるのだ、と考えた。 XF86Config の FontPath から適当なフォントを検索するのは、mlterm 側というこ とになります。 次に、 > 東風フォントをアンチエイリアスで使うと、全角のマイナス記号と「〜」が表示されない これは手元でも再現できております。 ただ、見えない 「〜」 文字の copy&paste はちゃんとできるようですので、 JISX0208 => Unicode => Xft API => フォント出力 の変換過程のどこかに問題がありそうです。 「〜」の Unicode での mapping が、mlterm , Xft , Kochi フォントのそれ ぞれで違っているのかもしれません、とかおもいつつ、あまり深くはおいかけ ていません_o_ # ちなみに、MS Gothic フォントでは「〜」もちゃんと表示されます。 aterm の 輝度調節機能につきましては、まだちゃんと調べておりません。 単に、例えば、同じ赤でも、濃い目、中くらい、薄い目とかできりかえたい、と かいう話でしたら、比較的簡単だと思いますが... とりあえず、Bidi や ISCII が安定するようになってからですね:) 最後になりますが、「能書き」のところの、「他言語」は、「多言語」の typo だと思います。 # というか、この辺にこんなものがあったりして結構びっくりしたり^_^; # http://pc.2ch.net/test/read.cgi/linux/997328024/259-260 では -- kiken j00...@ip... |