From: KOIE H. ( 鯉. ) <hi...@ko...> - 2011-05-04 09:40:32
|
mltermを愛用しております、鯉江といいます。 emacsのバージョン22から23を上げてから画面の乱れが頻発するようになり、 関係の深い方に問い合わせたところ、 mlterm側で対処方があるか聞いてしてほしいと言われました。 その方の分析は以下のとおりです。よろしくおねがします。 ━━━━━━━━━━━━━━引用ここから━━━━━━━━━━━━━━ どうも emacs と mlterm で、 U+00C5(char28.txt にある文字。 LATIN CAPITAL LETTER A WITH RING ABOVE)の表示に使われるフォ ントが持つ U+00C5 のグリフの幅について意見が一致していないよ うですね。 emacs では (aref char-width-table #xC5) => 1 というようにこの 文字の文字幅(というかコラム幅)は 1 なんですが、mlterm は encoding が euc-jisx0213 の場合 U+00C5 の文字幅が 2 だと思っ ているようです。 試しに (aset char-width-table #xC5 2) を実行すれば画面が壊れ ることは無くなりますが、 mlterm の仕様が分らないのでどれだけ の文字について aset をやればよいのやら。 端末と Emacs とで特定の文字の幅についての合意事項をやりとり する機構がない以上、基本的には Unicode の East Asian Width で N(arrow) となっている文字は幅1として取り扱うしかないと思 います。 ━━━━━━━━━━━━━━引用ここまで━━━━━━━━━━━━━━ -- 鯉江英隆 <hi...@ko...> |