From: 佐藤大介のブログでは言えない話 <in...@yi...> - 2024-06-13 11:00:11
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?? Barbara liked you! Click Here: http://inx.lv/DtUw?jui9 ??さん、こんばんは。 佐藤大介です。 今日は、中国での私の大失態についてお話しします。 昨日の中国携帯電話ビジネスも詰めが甘い部分が大いにありましたが、 今回のは次元が違います。 中国輸入ビジネスでうまくいった人が陥りやすいことでもあると思うので、 ?? Barbara liked you! Click Here: http://inx.lv/DtUw?jui9 ??さんには同じ目に遭ってほしくない・・・その一心で、あえてシェアします。 ◆ ◆ ◆ 最初の事件は、中国輸入ビジネスを始めて8ヶ月が経ち、 仕入れにも慣れてきた2007年の暮れのこと。 中国イーウーの"現地社員"、Hチャンから 「20,000元(約32万円)、今すぐ払わないと荷物が没収されるヨ!」 と、突然の連絡が入った。 2週間前、深センで買い付けたメディアプレイヤーが、 中国の税関で止まったとのことだった。 当時はまだスマホは無く、 移動中に音楽を聞くとなればiPodや、ウォークマンといった音楽プレイヤーが幅を利かせていた。 数万円するメディアプレイヤーが多い中、 深センで生産されているMP3プレイヤーやMP4(動画)プレイヤーは、 30元(約500円)や100元(約1,600円)で仕入れができ、 日本でも飛ぶように売れていた。 今まで義烏(イーウー)で仕入れていたときには何の問題もなかったが、 深センから出荷したところ、止まったというのだ。 仕入れたのは800台、代金は24,000元。 すでに全額支払い済みだった。 税関で止まっていて20,000元の支払いが必要であれば、 税関あるいは通関会社による、その金額が書かれた書類があるはずだ。 しかしHチャンが言うには「危ない商品だから」「輸出許可をもらうために」必要な経費、つまりワイロらしかった。 支払わなければ商品も取り出せないし、 当然代金も返ってこない。 仕入れた800台は1,980円で売ろうとしていたので、 全部売れれば、利益で60万円ぐらい残る見込みだった。 利益は半分になってしまうものの、 また次の仕入れで挽回すればいい。 そう思い、 20,000元をすぐに送金した。 商品はその4日後に日本に着いたが、 その20,000元が誰にどうやって支払われたのかは、今もわかっていない。 ◆ ◆ ◆ この"現地社員"のHチャンは、 私が始めてイーウーに行ったときに貿易会社に紹介された通訳だった。 2000年代の中国は、まだ日本と歴然とした経済格差があり、 Hチャンも「稼ぐために」義烏に出稼ぎに来ていた20歳の女の子。 日本語力は決して高くは無かったものの、 一生懸命、私が探している商品の問屋を探してくれて、交渉してくれて頼りになった。 「吊り橋効果」というものがあるが、 中国語がわからないなか、唯一コミュニケーションが取れるのが彼女だったというのもあったかもしれない。 2回目の渡航で、 Hチャンは「貿易会社ではなく、次からは私に直接依頼して欲しい」と売り込んできた。 通訳代として貿易会社には1日300元支払っていたが、 聞けば貿易会社が30%取るので、自分の取り分は210元になる。 生活が厳しいので、300元まるまる欲しいということだった。 私は熱心な彼女の仕事ぶりと、 確実に仕入れ量が増えると思ったので、こう提案した。 貿易会社ではなく、今後はHチャンに通訳、仕入れ、検品、発送まで全部やってもらう。 Hチャンは当社の現地社員として、月3,000元の固定給を支払う。 事務所兼社宅も用意して、そこに住んでも構わないとした。 そして3回目の渡航で、 <中国連絡事務所>が出来た。 中国輸入でネックになるのは、 実は送金だ。 中国では昔も今も為替管理制度があり、自由に両替ができない。 上限は、1人年間5万USドルまで(約500万円)だ。 貿易会社など限られた企業だけが、輸出額に応じた両替ができる。 今は貿易権を持つ現地法人を持つ私だが、 もちろん当時はそんな法人を設立する資金はないので、 彼女の個人名で換金することになるが、すぐに枠は一杯になった。 そして彼女の家族、親類縁者の名義で振り込んで換金することになるが、 両替時のレートも明示し、銀行の明細も出してくれるので、すっかり信頼していた。 仕入れの量はどんどん増えていき、 アルバイトを雇用しようと考えた時、 どうせなら、とお姉さんを雇いたいということになった。 次に行ったときにはお姉さんと、セットでお婆さんも住んでいた。 最初は食事を作るために来たということだったが、 昼間は暇だから仕事を手伝わせている、と言われた。 しばらく経つと、 今度はお姉さんの彼氏が住んでいた。 エレベータがない建物の3階だったので、 荷物を運ぶためには男手が居たほうがいいということだった。 すでにカンが良い方は気づいたかもしれないが、 ・お姉さん ・お婆さん ・お姉さんの彼氏 この3人にも、給料は発生することになったのだ。 本人の給与は、この20,000元事件が起きたときには4,000元となっていて、 全員合わせて毎月13,000元の給料だった。 しかも、袋詰や検品は、 さらにアルバイトを時給6.5元(約100円)で雇ってやらせていた。 ちょっと人多すぎじゃないか、高いんじゃないか・・・ と思ったのは事実だが、 それでも、仕事が回っているのであれば問題ないと思って納得していた。 ◆ ◆ ◆ 年が明けて2008年のこと。 中国では「春節(旧正月)」が新年の区切りで、 毎年1月中旬〜2月下旬にかけて長期休暇になるため、むしろこの前が繁忙期になるのだが、工場からメールが入っていた。 それまで中国の工場と直接やりとりしたことは少なく、 名刺は交換していたものの、 ほぼHチャンに任せきりだったので驚いた。 差出人は、 例の20,000元を支払う羽目になったメディアプレイヤーの工場だった。 そこには、私が注文した覚えのない商品リストの価格と、 請求書が添付されていた。 宛先は、 たしかにHチャンの名前だったが、 知らない日本人の名前も書いてあった。 すぐ工場に連絡を取ると、 ・Hチャンは、今年だけで4人の日本人を連れてきたことがあること ・その他にも注文があること ・添付の請求書について、支払いがないから困っていること。 それで書かれている日本人のほうに連絡してくれないか、という依頼だったのだ。 おせっかいかとは思ったが、一応知っている工場なのでその日本人へ連絡してみると、 「確かに注文はしていますが、値段が違いますね」 「私もHチャンと連絡がつかなくて、困っていたんですよ」 という返事があった。 60元と聞いていた商品が、 そこには40元と書かれていたようだ。 もしや・・・と思い工場に聞いてみた。 この時点で薄々感じてはいたものの、 「税関に20,000元の支払い? ないよそんなもの。 日本に何万個も送っている実績ある商品だし、工場から直接輸出もできたんだけど、Hチャンの指示で、イーウーの事務所に送ったよ。他の日本人の注文もそうだな」 「それに、あんたが買ったメディアプレイヤーの単価は『17元』だよ。 30元じゃないよ」 全身から血が抜けたような脱力感に包まれた。 そして次の瞬間、それが怒りに変わった。 専属の社員として、事務所も社宅も用意して、 毎月13,000元を受け取っておきながら、 他の日本人の仕事も受けていたとは・・・ それなら手数料制の貿易会社と同じであって、 固定給を支払う必要なんて、ないではないか。 思い起こせば平日の昼間に連絡がつかなくなることも増えていたが、 これで合点がいった。 居ても立っても居られず、 すぐさまHチャンに連絡をとった。 「あの『17元の』メディアプレイヤー、もう一度仕入れたいんだけど、見積もりをとってもらえるかな?」 「えっ? はい、すぐ聞きます」 10分後 「はい社長、17元に『値下げ交渉』できました!」 あまりの見え透いた演技に、 怒鳴る寸前まできた。 その怒りは、最初はHチャンに向けたものだったが、 考えているうちにその矛先は自分に向いていた。 私はHチャンに何も告げずに、 すぐに航空券を取り、イーウーの事務所へと向かった。 成田空港から杭州国際空港、そしてバスでイーウーへ。 8時間ほどの道程だが、この時は「今までで一番ながい移動日」だった。 Hチャンと知り合った最初の仕入れから、 今までのことを振り返っていた。 イーウーで事務所を作り、 仕入れた商品が大ヒットしたり、 携帯キャリアと直談判して中国携帯電話サービスを始めたり、 武漢で、成都で、深センで、 どこに行ってもしっかり通訳してくれて頼もしいと思っていた。 しかし調べてみると、 その裏では、累計1,000万円の中抜をしていたのだ。 自分、ちょっと中国で仕入れがうまく行って 儲かってきたからといって、調子に乗っていたのではないか? 「全面的に信頼する」なんて、 細かいマネジメントを放棄するための言い訳ではないか? 日本で雇ったばかりのバイト君に十分な給料を払えていない中で、 彼女が立場を利用して1,000万円中抜きしたのも悔しかったが、 それを許していた自分が何よりも情けなかった。 イーウーの事務所に着くと、 自分の持っている鍵では開けることは出来なかった。 交換されていたのだ。 大家に連絡をすると、 「たしかに賃貸契約書は、佐藤先生(中国語ではMrのことを先生と呼称します)だけど、住んでいたのはH小姐だ」 「だから、開けることは出来ない」 中国連絡事務所も、社員も、すべて幻想だった。 私は彼女にとって、数多くの「顧客」の1人に過ぎなかったのである。 ◆ ◆ ◆ この後、私は最初にお世話になった貿易会社を訪ねて、 これまでの非礼をわびた。 貿易会社の日本人社長は、中国で起業してすでに10年目。 日本では賃貸不動産100室を持ち、第二の人生を送るために大陸に渡ってきたパワフルな人だ。 「まぁ、よくあるよね」 「1,000万で済んで、まだ良かったじゃないの。 そんなのイーウーで仕入れて日本で売れば、すぐ挽回できるでしょ」 と言って、オフィスの中にある1部屋を間貸ししてくれた。 そして専属社員1名を採用し、 お金や両替の管理は貿易会社にお願いした。 新しい社員のYチャンは、 それからイーウー現地法人を作るまで5年以上に渡って、右腕として、非常に活躍してくれた。 現地社員だからといって相手のペースに流されず、 日本の社員とも関係を築いてもらい、「社風」を統一した。 最初は意思疎通が難航したこともあったが、 時間を掛けて、しっかりした関係が築けたと思う。 仕入れコストが下がり、競争力が更に付いた私は、 この年、年商4億2,000万円を達成し、 自分の年収も2,040万円になった。 追伸: 現地の会社内にレンタル事務所を作り、 専属社員を紹介し、 資金と勤怠管理は現地にいる貿易会社が担う。 これが、仕入れ量が増えた時に、 現地パートナーよりも「うまくいく」方法です。 そしてこれが、私が2013年から提供しているサービス 「中国事務所管理サービス(YPオフィス会員)」の前身になりました。 これ: https://yiwupassport.net/l/m/KaJann9OCMQfpL 現地社員とうまくやる方法は、 また改めてシェアしますね。 --------------------------------------------------- ?? Barbara liked you! Click Here: http://inx.lv/DtUw?jui9 ??さんのご質問にお答えします! こちらからお送りくださいね。 https://china-import-text.com/form/ --------------------------------------------------- ■■ ?? Barbara liked you! Click Here: http://inx.lv/DtUw?jui9 ??さまへのお知らせ ■■ ◆中国輸入ビジネス成功の秘訣【無料講座】 わずか1週間で儲かる仕組みや、始めの一歩が学べます。 受講後は、質問し放題の秘密のFacebookグループにもご招待! https://kouza.china-import-text.com ◆話題のタイ輸入ビジネスが無料で学べる! バンコクに行かなくても在宅で仕入れはできます。 まずは7日間の【無料メール講座】を受けましょう https://bnk.yiwupassport.com/mail_kouza/#top ◆中国輸入代行「イーウーパスポート【ゴールド会員】」は、 私が提供する最高峰のサービスです。今なら1ヶ月無料! http://yiwupassport.com/goldmember/ ◆私が飛躍したターニングポイント、それは海外展示会へ行ったこと。 私が成功する前の姿が動画インタビューに出ています(^^; 「戦略的輸入ビジネス構築セミナー」最新開催日程はこちら http://importpreneurs.com/slp/yp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 最後までお読みいただきありがとうございました ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発行人:佐藤大介 中国輸入ビジネス大学(運営:イーウーパスポート) プロフィール https://satodaisuke.com/about/aboutme/ ・株式会社イーウーパスポート代表取締役 ・経済産業省後援ドリームゲート認定アドバイザー ・ネットショップ実務士L1 ---------------------------------------------------- 【私が実践する成功のセオリー】 0.生活習慣見直し、資金と時間を捻出 1.成功者を真似て、まずやってみる 2.うまくいったものだけ継続する 3.マニュアルとシステムづくりで自動化 4.この1〜3を繰り返し、収益を複数化 5.月商250万円を超えたら専業 6.生活水準はそのままで、事業を拡大 7.収入の10%をインデックスファンドへ 8.投資収益で中古アパート1棟を買う 9.家賃収入CFで生活費を創出 10.セミリタイア達成、経済自由人へ。 ---------------------------------------------------- 【Facebook】フォロー歓迎 http://www.facebook.com/zuotengdajie ---------------------------------------------------- 【著書】 『会社を辞めずに年収1000万円稼ぐ!中国輸入ビジネス』 https://www.amazon.co.jp/dp/4827212066/ 『輸入ビジネスがすらすらデキる本-改訂版-』 https://www.amazon.co.jp/dp/4426121337/ 『中国輸入 年商1億円のつくりかた』 https://www.amazon.co.jp/dp/B00SVES9ZA/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 残念ではありますが、今後不要な場合はこちらから解除ください。 https://yiwupassport.net/User/cancel/Ty8ecclO5UPr/ |