3回目勉強会であった販売管理...

2010-10-02
2013-03-07
  • 3回目の勉強会の時、確か金森さんセッション時に販売管理の標準プロセスに関して、
    何方かが質問され「それは出来ない」なんて受け答えがあったようななかったような経緯が
    頭に残っていたので小生の理解を発信します。

    販売管理の伝票プロセスには標準で7つの伝票タイプ(一般的には伝票区分・伝区)が用意
    されています。

    No binding offerは拘束無しオファー?まぁ在庫引当を行わない引合受注みたいなもんでしょう。
    因みにこれは在庫チェックは行います。
    (伝票保存時に在庫をロックするような気もするんですが未確認)

    Binding offerは拘束ありオファーということで、見積伝票ということなります。
    見積伝票を参照して受注伝票を作成するプロセスが別にありますが、Adempiereは何回でも
    同一の見積伝票から受注伝票を作成することができるようですね。この辺り条件選択で
    あるとかルールを決めないとデータ量が増えて来たときに見積から受注変換機能の使い勝手が
    劣化するような気がします。

    Standard orderは文字通り標準受注です。勝手に出荷伝票プロセスへは進みません。

    Warehouse orderは倉庫受注ということでしょうか。受注伝票保存と同時に出荷伝票を自動生成します。

    Credit orderは何故これがクレジットオーダーなのかよくわかりませんが、受注保存と同時に出荷、
    請求登録まで自動で行ってくれます。所謂、事後登録ってやつですね。

    POS受注は、出荷登録と請求登録、そして現金出納帳へのレコード生成まで一気に行ってくれます。
    現金販売の業務プロセスに対応しようとするものです。ただ、このPOS受注は受注登録時に少し
    不可解な動きをします。普通に伝票タイプでPOS受注を選択して、ヘッダ画面で取引先を
    エントリーしてヘッダレベルを保存しようとすると支払条件が必須なので保存できませんと
    エラー処理されてしまいます。POS受注を選択すると画面項目が変わり、支払条件項目が画面から
    無くなりますが、一旦別の伝票タイプ選択後に支払ルールを現金、支払い条件を即時支払などに
    変更して、改めてPOS受注に伝票タイプを保存すると上手くいくようです。どうもバグくさいですね。

    Prepay orderは前払受注、販売管理の場合一般的には前受受注と意訳する方がいいかもしれません。
    入金実績がリファレンスされると出荷処理が可能となるプロセスです。

    あとクレメモ依頼、デビメモ依頼があればいいんですけどね。在庫更新が発生しない値引取引、
    値増取引などです。受注→請求のプロセスがあればいいのですが、何方か実績ありますか?

    話の中で「請求は自動で起こせないのか?」については、自動請求登録プロセスをジョブ登録する
    方法を発信しましたが、「出荷即請求は出来ないのか」については、「出来ない」とか話が進んで
    いたように記憶してますが、よく見たら、
    Quote-to-Invoice > Shipments > Generate Shipments & Invoices (manual)という機能があるじゃ
    ありませんか。この機能を使えば、出荷(完了)登録と請求登録を同時に行ってくれます。

    Ver3.6.0LTSと前バージョンとの相違がトランザクションレベルで若干あるかも。
    私の情報は3.6.0ベースですので、その点を予めご了承下さい。

     
  • cozy
    cozy
    2010-10-06

    金森です。

    情報、ありがとうございます。

    > 話の中で「請求は自動で起こせないのか?」については、自動請求登録プロセスをジョブ登録する方法を発信しましたが、
    > 「出荷即請求は出来ないのか」については、「出来ない」とか話が進んでいたように記憶してますが、よく見たら、
    > Quote-to-Invoice > Shipments > Generate Shipments & Invoices (manual)という機能があるじゃありませんか。
    > この機能を使えば、出荷(完了)登録と請求登録を同時に行ってくれます。

    この話の背景は売上計上のタイミグが出荷基準の企業に対して、どの機能を使用すべきか、という話だったと思います。
    確かに上記機能を使えばOKかと思いますが、昨日私が目を通した本によると"IFRS"では(2015年適用の国際財務報告基準)
    では、売上計上タイミングが検収基準となるそうです。

    なので、もしそうであれば、"IFRS"適用を念頭に置いている企業に対しては、エンドユーザの混乱・負担を避けるため
    田口さんが勉強会でおっしゃていたバッチによる売上計上を設定して"IFRS"適用のタイミングで、そのバッチによる
    売上計上タイミングを出荷から2日後とか(出荷後2日後にお客様に商品が届くとみなした日数)に変更したほうが
    よいかもしれません。

    で、いつもクレクレですいませんが、

    1."IFRS"では売上計上タイミングが出荷基準ではなく検収基準になるのか?
     (IFRSに詳しい方、教えてください)

    2.検収基準の企業での売上計上タイミングはどのようにして行っているのでしょうか?
     お客様から「商品受け取りましたよ」っていう連絡は100%入るはずがないので、上記のように
     「出荷して2日後に到着する」とみなして計上しているのでしょうか?

     
  • 高橋です。

    IFRSの売上計上基準についてぐぐったら解りやすい記事がありました。
    http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090810/335433/
    Iこの記事によるとFRSを適用した場合は検収書の回収は必須なようです。

    Adempiereでは出荷と請求(売上計上)を分けて処理できるのでシステム的には対応できそうですね。